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□【夕刊JanJan】どこへゆくYouTube
http://www.janjan.jp/media/0610/0610240329/1.php
【夕刊JanJan】どこへゆくYouTube 2006/10/24
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「英語商圏をロングテールする日本のYouTube」、「YouTube買収で起きる楽天の変化?」などで注目を浴びているYouTubeだが、【利用者数が、前月と比べて米国で初めて減少し、日本でも横ばいとなっている】(読売新聞)こともあきらかになった。そして、依然として著作権侵害のクレームも続いている。
社団法人・日本映像ソフト協会など日本の著作権関連事業者・団体23社は20日
【アメリカの動画投稿サイト「YouTube」上に、テレビ番組をはじめとする膨大な量の日本の著作物が、著作権者、著作隣接権者の許諾もないままに投稿・掲載されている事態は、かねてから問題となっていました。これに対処するため、放送事業者、映像製作事業者など23の著作権関係権利者の団体・事業者は、10月2日から6日までの5日間を「YouTube対策強化週間」と定めて、このサイトを運営するYouTube社に対し、これらの動画をサイト上から削除するよう、協同して要請しました。
今回の措置は、侵害の件数が膨大であることなど本件の重大性をYouTube社に認識してもらうために、権利侵害を受けている日本国内の著作者、実演家などの著作権関係権利者が足並みをそろえて行ったもので、YouTube社は、対象となった合計29,549ファイルのすべてを直ちに削除しました】(2006/10/20 JVAニュースリリース)と誇らしげに発表した。
そこで試しにYouTubeを見てみると、菅野美穂も、ほしのあきも、吉岡美穂も、モーニング娘も、山田優も、いわゆる「お宝映像」の類などが見られる。「まだ観られる」という点では、ファンには魅力なのかもしれない。(このようなお宝映像を見ても、ほとんど興奮しないワタクシは、もう若くはないのでせうか?)
さらに、いまJ-CASTニュースなどで話題の【病気を理由に休み続け、5年9カ月の間に出勤8日で給与を満額受け取っていた奈良市役所男性職員】らの問題を報じた「VOICE闇の正体!」シリーズ(*)も見られるし、イーホームズの藤田東吾社長に関しても著作権許諾を得ているのか怪しい映像がある(なお藤田東吾社長に関しては、みずから撮影したと思われる映像(何かのTV番組の編集前映像の流出?)もあって見ごたえあり)。いいのかよ、という感じだが、見ていて楽しい。
* 毎日放送の番組(ホームページ) YouTubeが配信しているものは著作権違反か?
また、「エビちゃん 蛯原友里 CM大全集プラスα」「山下智久−洋芋片CM」「菅野美穂 TOTO システムキッチン CUISIA CM」のように、広告主らがあえてYouTubeに提供しているのか?という映像もあるが、真相ははっきりしない。(ウィキペディアの画像の多くのように、著作権が一定条件の下に放棄されているという表示もない)菅野美穂のオッペン化粧品のCM(10年ほど前のもの)は、ファンでない僕にもちょっと感動。
というわけでちょっとYouTubeを見る限り、「削除を要請するファイル数のケタがちがったのでは?」と思ってしまうのは僕だけだろうか? 「YouTube対策強化週間」は、これかれも継続的に何回も取り組まれるようではあるが。
もっともYouTube【違法コンテンツの排除を進めているものの、現在でもかなりの量の違法コンテンツが横行し、中には削除とアップロードを繰り返している動画もあり、いたちごっこになっている。新作アニメなど人気動画の無断アップロードも、依然後を絶たない状況となっている。
だが、YouTubeがここまで人気になった要因はこうした違法コンテンツによるところが大きく、違法コンテンツがなくなると大半の利用者にとってのメリットがなくなり、経営破綻につながるため、YouTube側も難しい対応を迫られている】(ウィキペディア)
という現状にあるから、今後もあいかわらずイタチごっこが続くのかもしれない。
(荒木祥)
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