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□「筑紫哲也のNEWS 23」を殺すな。 [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2540286/detail?rd
「筑紫哲也のNEWS 23」を殺すな。
【PJニュース 10月07日】− TBSテレビの報道番組、「NEWS 23」が、新女性キャスターのプライベートな行動でバッシングを受けている。それと共に、メインキャスターの筑紫哲也氏(71)に、それに対するコメントがないと誹謗されている。キャスター山本モナさん(30)と、民主党衆議院議員、細野豪志氏(35)が深夜路上で抱擁していた場面を写真に撮られ、雑誌フライデーにスクープ記事として掲載された。山本モナさん、独身。細野議員、妻子持ち。不倫問題とされている。
1989年に始まった、報道番組「NEWS 23」は17年を迎えて、視聴率低迷、若返りを言われて,番組キャスターを入れ替え出発したばかりである。テレビ朝日の「報道ステーション」に押され気味の状況にあった。しかし、筑紫哲也のキャラクターで、その誠実性ある、やや重厚な報道番組として特異性を出していた。戦前のイラク問題の現場取材。政治関係では、中国・朱鎔基前首相、米・クリントン前大統領との市民対話、文化音楽関係では、故・黒澤明映画監督、指揮者・小沢征爾さん、オリバー・ストーン映画監督、ローリングストーンズらのインタビューは、筑紫哲也の語学を生かした、他に類を見ないクオリティある番組である。「多事争論」は真骨頂であろう。
問題なのは、一キャスターのプライベートに、なぜ、付和雷同するのか。メディアも、視聴者も。独身で美人の女性なら、もてるのはあたりまえだろう。男と付き合うのはおかしくも何ともない。妻子ある議員だからといって、キスぐらいでは不倫の現場を押さえたとはいえないだろう。議員もこれで辞めますと言ったら、大笑い者だが。しかし、有名なるが故に、スキャンダル仕立てで、その方の業界誌一誌にフライデーされた。メディアも、視聴者も、直ぐに乗って、面白おかしく騒ぎ立てる。それを全部信じるのですか。それが恐ろしい。
筑紫哲也氏が何も悪い事した訳でもない。個人のいい訳をする必要もないだろう。番組としての連帯責任だと迫る輩。日本人の悪いところだ。筑紫哲也氏が番組で頭を下げて謝れとでもいうのか。民主主義の中の、真の個人主義がわからないからだ。人のせいにして責任をとらせる。官僚慣れしている日本人が多すぎる。弱みを握っては引きずり降ろす。これが「いじめ」と言うヤツの本心だ。筑紫のオジサンは、真面目によくやっている。くだらない番組の多い中で。もっと本質的な大切なものを見失いたくないものだ。“キャスター憎けりゃ、番組まで憎い。“【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【千葉県】
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2006年10月07日06時54分
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