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(回答先: 日経元局次長級らを逮捕=別の助成金500万円も詐取−警視庁(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 04 日 23:08:17)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061004i307.htm
日経、2年前に助成金詐欺「疑惑」を把握
日本経済新聞社販売局の元幹部らによる助成金詐欺事件で、日経新聞は4日夕、東京・千代田区の本社で報道関係者向けの説明会を開き、元社員の森明容疑者(58)(詐欺罪で4日起訴)による助成金不正受給疑惑を2004年の段階で把握していた事実を明らかにした。
その上で、「社内調査で森容疑者に否定され、それ以上調査できなかった」と釈明した。これに先立ち、警視庁捜査2課は同日、同社局次長・部長級の元幹部で、子会社「日経ピーアール」元部長の田中猛容疑者(64)を詐欺容疑で逮捕、森容疑者を再逮捕した。
日経新聞の説明会は、田中容疑者らの逮捕を受け、午後6時から開かれた。この中で同社社長室は、森容疑者が親族企業の負債を出向先の子会社「日経印刷」に肩代わりさせていた問題の社内調査を始めた04年8月より前に、助成金の不正受給疑惑の情報が寄せられ、森容疑者から事情を聞いたことを明らかにした。その上で、「寄せられた以上の情報や証拠もなかったため、捜査機関や助成金の支給団体には連絡しなかった」と説明した。
しかし、森容疑者は、9月13日の逮捕前の時点で、読売新聞の取材に「(助成金の不正受給疑惑について)日経新聞社に何か月かにわたって事情を聞かれた。細かいデータもすべて提出した」と答えていた。
この点について、日経新聞社長室は説明会に先立つ4日午前、読売新聞の取材に「助成金の不正受給は社内調査もしていないし、把握もしていなかった」としていたが、説明会では、一転して疑惑を把握していた事実を認めた。
説明が一転した理由について、社長室では説明会終了後、読売新聞に対し、「午前中の段階では情報不足だった。当時の社内調査を精査した結果、事実がわかった」と釈明した。
警視庁捜査2課の調べでは、田中、森両容疑者は01年1月、実体のない有限会社を設立、ビル清掃管理業を始めると偽り、独立行政法人「雇用・能力開発機構」に、田中容疑者の長男や長女ら5人を雇ったとする虚偽の書類を提出して、02年1〜10月、雇用助成金計約500万円をだまし取った疑いが持たれている。約300万円は田中容疑者、約200万円は森容疑者が受け取っており、同課では、田中容疑者の約300万円は森容疑者に協力した見返りとみている。
田中容疑者は、日経新聞本社から子会社に出向した後、本社で局次長・部長級に相当する「理事補」まで昇進。本社販売局時代は森容疑者の上司で、助成金を申請した当時は、日経ピーアールの部長だった。
(2006年10月5日2時11分 読売新聞)
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