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http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/f335e90f758edac784f8f54d0c18a551
■朝日新聞 飲酒運転記者を不当解雇 正義派を装った下劣新聞社 聖教新聞以下の
正義観
本紙記者を懲戒解雇 酒気帯び運転で検挙
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060921/K2006092103730.html?fr=rk
実に情けない記事である。朝日新聞の態度がである。不祥事が情けないのはもち
ろんだが、その処理はもっと情けない。
「何故不当解雇なのか?」こんなことを言うと「こいつ何言ってんだ?」と当然
疑問に思う人は多いだろう。飲酒運転撲滅キャンペーンを担当し、一公人の社会
的生命を抹殺する記事を書きながら、それ以前に自分が、酒気帯び運転で検挙さ
れていた事実を隠匿していたのだ。これがばれたため大恥をかいた朝日新聞が激
怒したのは当然であろう。
(参照)
マスコミの飲酒運転撲滅報道は「現代の魔女狩り」 キャンペーンに隠された邪
悪な陰謀
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/f16034fd753d60b7cfcadcf862c2fe33
にもかかわらず、「不当解雇」とは何事か?
理由は、この記者は労働者かどうか、組合に加入しているかどうか、といことに
も関連してくる。労働者である以上、雇用される権利を有しているのである。
社会派を偽装している朝日新聞にどれほど民主主義の理念があるのだろうか?
今回の事例を見る限り、ワンマン社長が経営している糞中小企業並みの労働倫理
しか持ち合わせていない印象を受ける。
朝日新聞の労働組合が、今回の懲戒免職を容認するならば、「お前らは単なる御
用組合だ」朝日新聞自体前近代的な、民主主義を騙るにおこがましいボロ新聞社
である。
最初に私の言いたいことを書きつづったので、ここまで読んだ人は、私の精神構
造を疑っているかも知れない。もちろん承知の上で書いているのである。呆れた
人はここでさよならしてください。興味のある人、暇な人は以下の文面に目を通
してください。
まず第一に、「飲酒撲滅キャンペーン」自体を疑っているのである。飲酒運転に
よる悲惨な事件が多発していることは私も承知である。現状でいいわけがない。
罰則強化もやむを得ない。国民にモラル向上を訴えるのも当然である。
しかし、酒気帯び運転の基準である「血中0.3mg/mlまたは呼気中0.15mg/lのアル
コール濃度」について、あなたはその根拠について考えたことがありますか?
実はこんな基準は世界にどこを探しても存在しないのです。参考までに世界の基
準は、呼気よりも正確な血中濃度が日本が酒気帯び基準0.3mg/mlであるのに対
して、アメリカの各州で平均0.8mg/ml。ちなみにイギリス、カナダ、スイスも
0.8mg/ml。フランス、イタリア、ドイツは0.5mg/mlである。
つまり、世界的基準では朝日新聞の記者は「酒気帯び運転ではない」のである。
「そんなことを言ったってここは日本だ。日本人である以上、日本の法律を守る
べきだ。」確かに正論である。否定はしない。世界的に見て、日本人は酒に弱い
ことで知られている民族である。しかし、血中濃度0.3mg/mlという数値を無批
判に何の考慮もせず容認してしまった無責任さは否定できないだろう。
個人差にもよるが、あなたが午後八時に晩酌でビールの大瓶を1本空け、翌朝午前
7時に、車で通勤したら、検問で「酒気帯び運転」にされてしまう可能性がある
のである。もちろん人によりけりであるが…。
一般的にはこんな事実は誰も知らない。懲戒解雇された朝日新聞の記者も、飲酒
後12時間経過していた。
私は「この記者にまったく罪がない」、などと言うつもりはない。飲酒運転撲滅
キャンペーン記事を書いている以上、私が書いたような知識ぐらい当然調べてい
る義務はあったはずである。さらに、検挙された事実を隠匿し、他人の人格を葬
り去る記事を書いた責任は重大である。社内規定に合わせて処分されるのはやむ
を得ないと思う。
しかし、懲戒解雇にいたるまでの責任があるかというと疑問である。記事を載せ
るという行為は記者単独の作業ではないからだ。あなたがサラリーマンで、この
記者程度のチョンボで「クビだ」と言われたら、頭に来ないだろうか? 私がこ
の記者の立場だったら、不当解雇で告訴する。
「重大なミスではあるが、懲戒解雇までは至らない。」というのが私の見解であ
る。人生経験上この程度のうっかりミスは誰しも数度はやってしまうのではない
か? それを許さない社会機構は硬直化していてむしろ怖ろしい。
私が朝日新聞の経営者ならば、この記者をかばう。労働組合も不当解雇と判断し
て闘争すべきなのである。当然他のマスコミの格好の餌食にされるだろうが、飲
酒運転の基準における矛盾点を世に公表して問題提起するだろう。
少なくとも、飲酒運転撲滅キャンペーンを張る以上、ごく一部の極悪非道の犯罪
を単におもしろおかしく報道したり、公務員いじめの差別報道に終始する以前に
、酒気帯び運転の具体的状況説明を報道し、国民の不慮の犠牲を防止する努力を
すべきなのではないか?
マスコミの報道は起こってしまった事件を誇張して報道するだけで、防止活動は
一切行っていない。警察も同様である。酒気帯び運転に関する情報を意図的に隠
蔽しているとしか思えない。
カモが減るのを恐れているのだろうか? カモから奪った罰金は裏金になるのだ
ろうか?
警察やマスコミに対する不信感は募るばかりである。
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