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□巨人戦中継がジリ貧で8割改編 日テレ「背水の陣」 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2515460/detail?rd
巨人戦中継がジリ貧で8割改編 日テレ「背水の陣」
4〜8月の巨人戦の平均視聴率が発表されてテレビ界に激震が走っている。視聴率は過去最低の9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と絶望的だ。この影響をモロに受けているのが日本テレビ。そこで同局はアッと驚く大改革路線を打ち出している。
改革プランを発表したのは今月中旬。山根義紘取締役編成局長が会見で来年1月以降、ゴールデンタイム(19〜22時)とプライムタイム(19〜23時)の「80%にあたる番組を改編の対象にする」と語ったのだ。“8割改編”は全面改編に匹敵するもので、テレビ業界では異例のこと。日テレの危機感のすさまじさを物語っている。
8割改編によって同局のバラエティーのシンボル的な番組「伊東家の食卓」や長寿番組の「金曜ロードショー」が終了するとみられている。山根局長は「伊東家」について「ここまでよく頑張ってくれた」とし、今後は期末期首の特番で放送することになりそうだ。
一方、存続するのは好調な「天才!志村どうぶつ園」や「世界一受けたい授業」などという。
久保伸太郎・日テレ社長は一連の改革を成功させて08年に民放トップの座を奪還したいと考えているようだ。
「日テレは社員に“大企画募集中”と呼びかけています。その中から選んだ企画を1月にスタートさせ、評判や視聴率が良い番組を4月以降も放送し続けるのでしょう。ヒットした番組は巨人戦中継をやめて放送することになるのではないか」(放送関係者)
“ドル箱”だった巨人戦中継が落日を迎え、やっと重い腰を上げた日テレの大ナタ。山根局長は「オレが責任を取る」とハッパをかけているそうだ。果たして業界がぶっ飛んだ8割改編は成功するのか。貧すれば鈍するにならなければいいが。
【2006年9月28日掲載】
2006年10月01日10時00分
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