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(回答先: 男子学生の実名、顔写真掲載=高専女子学生殺害で週刊新潮−「身柄確保を優先」 [時事通信] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 06 日 22:43:43)
□実名報道必要だった、徳山高専女子学生殺害事件 [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2421045/detail
実名報道必要だった、徳山高専女子学生殺害事件
【PJニュース 09月08日】− 徳山高専女子学生殺害事件は、藤村元紀容疑者の自殺という最悪の形になってしまった。これを受けて、再び考えなければならないことがある。まさに少年事件の実名報道および顔写真報道の善悪についてだ。
彼が殺人容疑で全国に指名手配された際、テレビメディアや新聞などで実名や顔写真の公表が無かったことが、実に残念であった。仮にも殺人容疑の指名手配報道を匿名で行うとは矛盾も甚だしく、匿名報道では我々に事件の要となる重大情報が一切伝わらない。
事件の真相解明、犯行動機の追及のためにも、次の理由において今回の事件は当初から実名と顔写真を報道すべきであったと主張したい。それは“彼の身柄を緊急に確保する必要性”があったからである。事件直後より大罪を犯した藤村元紀容疑者が自殺という行為に及んでしまう事は素人にも容易に推測できた。
容疑者を死なせないため、事件の解決のためにも迅速な報道と情報開示は必要不可欠であった。また逃走中の藤村元紀容疑者が次なる犯罪に及ぶ危険性も多くあったわけで、彼の身柄の確保には、やはり緊急性があったと言える。ゆえに、いずれにおいても匿名報道よりも実名報道の方が適切であった。
今時分になって“もしも”などと架空の話をするのは誠に不適当だが、もしも実名と顔写真が早急に世間に報道されていれば、彼の自殺は防げたかもしれぬ。彼には生き延びて自首し、自身の大罪を償ってもらいたかっただけに痛恨の極みである。殺人犯の自殺とは憎むべき卑怯な行為であり、決してそれを許してはならない。
匿名報道の問題点は、情報が正しく世間に伝わらないことにある。モザイク入りの顔写真を画面に映し、逃走中の容疑者は少年Aですなどと報じられても、肝心の情報が伏せられては無意味である。事実、情報無き世間では、容疑者の目撃情報の提供も出来なければ、自殺に赴く容疑者の顔を見て引き止める事すら出来なかったのだ。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 藤原 和也【大阪府】
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2006年09月08日08時56分
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