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□【SUNDAYウォッチ】田原を避けた次期首相 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0609/0609030575/1.php
【SUNDAYウォッチ】田原を避けた次期首相 2006/09/04
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総裁選立候補を表明した９月１日、安倍官房長官はテレビ各局をはしごした。安倍氏はこれまでに「サンデープロジェクト（テレビ朝日）」に幾度か出演している。司会の田原総一朗に突っ込まれると途端に目が泳ぎ始める場面があった。田原相手にボロを出さないようにするのも次期政権のメディア対策なのだろう。それを避けるためか「日曜ニュース特集」には一切出なかった。
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■報道２００１（フジテレビ）
●徹底検証、安倍ビジョン
ゲスト：町村信孝・前外務大臣／山崎拓・前自民党副総裁／藤井裕久・元民主党代表代行
「雪崩を打って」が永田町の“流行語”となっている感がある。ことほどさように自民党内各派はこぞって安倍支持を全面に出している。
小泉首相の盟友山崎前副総裁はこれを冷ややかに見る。「来夏の参院選挙に向けての党内判断（に過ぎない）。（大事な）歴史認識に関してもあいまいな戦略をとっている」。
安倍次期内閣で官房長官の呼び声が高い、町村前外相は当然反論する。「選挙だけではない。皆さんトータルに判断した。『美しい国へ』を評価したからだ」
藤井元民主党代表代行は「（安倍官房長官は）政教分離と歴史認識は明確に語らなくてはならない。後世の歴史家の判断なんて言っててはだめ」と厳しかった。
●中曽根元首相がポスト小泉に注文
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★★
映像と演出：★★
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■関口宏のサンデーモーニング（TBS）
●安部官房長官、総裁選に立候補表明
「関係者だけ盛り上がってて国民はしらけていますが…」と司会の関口宏が口火を切った。
レギュラー評論家陣のコメントは以下―
自民には骨っぽい人がいないのか。安倍ビジョンは明快さに欠ける。歴史認識を聞きたかったがあいまいだった。小泉さんのように本音を先に出すことを見習ってほしい（田中秀征・政治評論家）
「戦う政治家」なんて言ってるが加藤紘一の方が上。岸信介が服を着ている。中味は猛烈なタカ派だろう（佐高信・評論家）
初の戦後生まれの首相。安倍さんは改正という言葉を使わない。新憲法と言っている。新しい日本を作りたいという意欲はふんぷんと伝わってくる（岸井成格・毎日新聞編集委員）
●山口・女子学生殺害事件
●北海道・母親殺害事件
●イラン核開発問題
日本は石油消費量の15％をイランに頼っている。だが米英は有志連合でイランに経済制裁を加えようと目論んでいる―
第一次石油ショックの時、外務省はイラン制裁、通産省はイラン協調を主張した。大平内閣は困った（岸井成格氏）
日本の独自外交が問われている（田中秀征氏）
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
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番組評価
ゲスト：★★★
MC回し：★★★
映像と演出：★★★
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■徳光のザ・サンデー（日本テレビ）
●ハンカチ王子in ロスアンゼルス〜現地からの速報〜
街頭インタビュー、ギャルの黄色い声援・・・
斉藤投手の一挙手一投足をテレビカメラが追いかけた。芸能ニュースの作りだ。
きょうの徳光語録「斉藤が早稲田に、中田が慶応に行けば、ジャイアンツは逆指名できる」
斉藤はメジャー入りを希望している。にもかかわらず日本プロ野球ドラフト制度の悪しき産物「逆指名」に夢を託すとは。徳さんの時代錯誤は滑稽ですらある。
●山口・女子学生殺害事件
●広島断水
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★
映像と演出：★★
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■日曜討論(NHK)
●自民党総裁選、各候補はこう戦う
ゲスト：町村信孝（安倍陣営）、鈴木恒夫（麻生陣営）、中谷元（谷垣陣）／佐々木毅（学習院大学教授）、吉永みち子（ノンフィクション作家）
総裁選と言ってもすでに当選者が決まっている「選挙」を、ノンフィクション作家と政治学者は以下のように批判した―
政策よりも、人が先に大きく動いた（党あげての安倍支持を評して）。小泉政権はドラマがあった。それで皆さん疲れたのかな〜佐々木〜
小泉さんは国民に向けて総裁選を戦った。それが今回、元に戻った。
（安倍さんのビジョンは）抽象的な言葉が並んでいる〜佐々木〜
安倍、谷垣、麻生、３陣営の選挙対策担当者は、地方分権、消費税、財政再建などをめぐってそれぞれの候補の政策を語った。大きな違いはなかった。
唯一、違っていたのは靖国参拝と対アジア外交である。ご存知のように麻生、谷垣両候補は「参拝しない」と明言している。安倍氏は４月に参拝したことを明らかにした後、今後についてははっきりさせていない。「オッ！盛り上がるかなと思ったら、番組エンドまで５分足らず。各陣営の代表と司会者のシメのことばで、番組は終わった。意図があるのではとさえ勘繰ってしまった。
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番組評価
ゲスト：★★
MC回し：★★
映像と演出：★
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■サンデープロジェクト（テレビ朝日）
●亀井静香がポスト小泉を揺さぶる
亀井・国民新党代表代行が久々に「サンプロ」で吠えた。亀井氏は旧福田派で安倍官房長官を弟分のように可愛がっていた。
「安倍さんは資質のある男だが、小泉さんに取り込まれていった。小泉さんは魔術師だ。『美しい国』どころか汚れた国になった」。
小泉首相への憤懣からか、「坊主憎けりゃ…」で安倍氏を斬り捨てた。
亀井氏は選挙では小沢民主党と組むときっぱり言う。国民新党は小沢氏が勝ちを取りにいこうとしている一人区で強い。選挙協力が実現すれば、ポスト小泉には確かに脅威だ。来夏の参院選で自民が負ければ、「安倍内閣」は短期政権に終わることもありうる。
自民離党後、めっきり影の薄かった亀井氏が久々に存在感を示した。
●ホリエモンきょう初公判
主任弁護士にサンプロが単独インタビュ−
ゲスト：高井康行弁護士／大鹿靖明・アエラ編集部／魚住昭・ジャーナリスト／永沢徹・弁護士
ナンバー２だった宮内前取締役は、起訴事実を大筋で認めているが、堀江被告は否認の方針。
高井弁護士は以下のように語る―オレはやっていないではなく、オレたちはやっていない。あの経理処理は間違っていない。検察官の書いたストーリではない。
無罪主張は間違いない。自分の主張を正々堂々と言える法廷は彼（堀江被告）にとってハレの場。
（最大の争点である投資事業組合をめぐって）検察は実体はなかったと言っているが、実体はあった。無理筋の起訴だ。私が勝つ。
あすの服装はお楽しみ。彼（堀江被告）関口は自分のネクタイ姿には自信を持っているようですよ。
【電視解剖】
検察が大量の情報をマスコミにリークして事件の筋書きを作ってしまうことは、当世、あたりまえのようになっている。
弁護側がマスコミを味方につける事例は昔からあった。だが、初公判前日に主任弁護士がテレビ番組に出演し、法廷戦術の一部までを明かすことは珍しい。しかも堀江被告の服装まで明かすリップサービスつきだ。インターネットに押され気味とはいえ、まだまだテレビはメディアの王様なのだろうか。
●北朝鮮ヤミ資金ルート
北朝鮮潜入取材を交えた映像リポート
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番組評価
ゲスト：★★★★
MC回し：★★★★
映像と演出：★★★★
(竹谷昇)
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