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(回答先: 劣情を煽る(三流読書人) ⇒ 身もふたもない民族的偏見をかき立てる風潮への警鐘 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 23 日 11:04:52)
最近本屋の棚を見ると頭が痛くなるゆすらうめです・・・
モーロワの「フランス平和ボケ」言説は散々利用されました。
当時の欧州情勢なんていずれがタヌキかキツネ、文化・風俗のせいに
したり、チャーチルあたりが偉そうな事を言って口をぬぐったってダメです。
百歩譲って、欧州の読者だから、それなりに余裕を持って読みこなせる。
今また出す意図は??
以下を見たら、「劣情を煽る」意図なんじゃないかと思いますが。
フランス敗れたり (単行本) アンドレ モーロワ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900594830/sr=8-1/qid=1156319628/ref=sr_1_1/503-4994361-0024768?ie=UTF8&s=gateway
(観察1:何と一緒に売られているか)
☆でも、yutaka氏のレビューは意図を見抜いてますね。
別のレビューはハマッてます。
前回の翻訳が昭和15年だそうで。今回はその復刻?(高野弥一郎 訳)
訳者の技量がよくても、正直に訳すと危ない時代だから、原文と対照しないと
「当時の日本人向け」訳文を読まされかねませんね。
また、「巻末で「大英帝国衰亡史」の中西輝政がまとめの一章を設け」だそうです。
中西って……
こんなきな臭い本(本自体より取り巻きの人間)が出てきてもクサイと思わない
ことこそ、「平和ボケ」否、「戦争ボケ」。
(観察2:版元をのぞいて見る)
☆尻尾が出ているようです
版元 ウェッジ
http://www.wedge.co.jp/
中国社会のとことん深い闇 湯浅 誠
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900594938/sr=8-11/qid=1156319687/ref=sr_1_11
中国のとことんあきれた人たち (単行本) 湯浅 誠
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900594393/sr=8-17/qid=1156319730/ref=sr_1_17
役行者と修験道―宗教はどこに始まったのか (単行本)久保田 展弘
http://www.amazon.co.jp/gp/product/490059492X/sr=8-14/qid=1156319792/ref=sr_1_14
グラウンドゼロ アメリカが初めて体験したこと―「NYタイムズ」コラム集成 (単行本)
トーマス フリードマン
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900594601/sr=8-33/qid=1156319876/ref=sr_1_33
免疫、その驚異のメカニズム―人体と社会の危機管理 (単行本(ソフトカバー))
谷口 克
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900594350/sr=8-41/qid=1156320047/ref=sr_1_41
*神秘的な働きが解明されつつある免疫、そのシステムは社会変革のキーワード
でもある。川勝平太(経済史家)・松井孝典(科学者)が問題の本質を提起する。
どうやら、日本において、この翻訳に期待されている役割は、
「劣情の増幅」以外にはなさそうです。
泉下のモーロワ氏、いかにご覧になるか。
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