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この記事(日刊スポーツ)見る限りはボクシング関係者の間でも、亀田が勝ったか負けたかの判定は微妙だったように見えるんやが、大嘘やで。今後もボクシングで食っていかなあかん連中は口が腐っても「八百長」の三文字は口にできんのや。業界の信用を落とすようなことをインサイダーが言ってしもたら、それ以降村八分とは言わんまでも何かと居心地が悪うなるんは目に見えとるで。ファイティング原田が一切口を閉じていたんもそのためや。本音をぶちまけられるんは、ガッツ石松みたいに芸能界や何かで十分食っていける自信のある連中や。
まあわいの分析する真相はこうや。
ランダエタが真剣にスナップの効いたパンチ(インパクトの瞬間に拳を強くグリップすするパンチ)を出しとったんは1ラウンドまでや。ラウンド終盤の例のダウンで、「下手なガキだとは思っていたが、ここまでアゴが弱いとは!!」と驚愕してしまったんやな。それ以降のパンチを見てみい。力を入れて振り回しているフリはしてるんやが、全くスナップが効いていないから当たっても効果はあらへん。おまけに腰も引いていて、亀田を倒そうという気迫はゼロや。いわば新米のグリーンボーイに、スパーリングで稽古をつけるベテランボクサーいう風情やな。(そもそも亀田は生まれる前からボクシングやっとったんやないか、と思えるくらい顔面は破壊されとるわけやが、それと裏腹にガードは結構高いのや。この辺は辰吉なんかと大分違うわな。それはあの「犬の糞親父」が息子のアゴが弱いことを端からよう承知しとるせいや。きびしくしつけたんやろな)
少しでもボクシングを経験した人間だったらすぐ見抜けることやで。
但しや。公平のためにいっとくとこの程度のホームダウンデシジョンは世界のボクシング市場ではごく普通の話や。驚くにはあたらへん。前にも言ったんやが、原田が3階級制覇を狙ってメルボルンでジョニー・フェイムションとやったフェザー級のタイトルマッチでも、3回ダウンを奪って判定負けという信じられない判定だったのや。翌日の地元新聞は各紙とも、「これでも原田の負けか?!(ふざけるな!の意)」という見出しで、フェイムションがぶざまに倒された写真を第一面に飾ったもんや。だから敵地でタイトルを奪うには倒すしかない、というのも残念やがボクシング界の現状なのや。今回の亀田の疑惑判定くらいのインチキ判定は、世界中にゴロゴロしとるで。でもあれだけ突っ張って偉そうな口をきいとるチンピラが、インチキ審判や、本気でない二流選手とのマッチメークに頼ってるつーのも情けない、カッコ悪い話やで。だからこれだけバッシングに遭うのや。
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亀田世界戦、ボクシング関係者80人の判定
亀田の世界戦判定は専門家の採点でも分かれた。今月2日のWBA世界ライトフライ級王座決定戦で新王者となった亀田興毅(19=協栄)の判定結果について、元世界王者らボクシング関係者80人にアンケートを実施した。42・5%が亀田の負けとしたが、内訳は会場での観戦の多い関東勢40人は亀田の勝ちが小差で多く、テレビ観戦の多い関西勢40人は半分が負けと見た。今回の採点が非常に難かったことを物語る結果となった。
今回は元世界王者をはじめ、ジム会長やトレーナーら計80人をアンケート対象者とした。現在の採点基準を知る専門家たちの42・5%が亀田は負けたと判定していた。亀田の勝ちは21・3%、ドロー(引き分け)は13・7%となった。また「ノーコメント」を貫いた専門家が20%にのぼったのは、それだけ判定が微妙だったことの裏返しだろう。
アンケートは東日本を関東勢として40人、中日本、西日本、西部を関西勢として40人に聞いた。内訳を見ると地域によって大きな差が出た。
関東勢は勝ちは37・5%と負けの35%を小差で上回った。まさに試合判定と同じになった。元WBA世界スーパーウエルター級王者の工藤政志氏は「世間が騒ぐほどの採点ではない。中盤で逆転した。バッシングする人はビデオで見返してから言って欲しい」と言う。元世界スーパーフェザー級王者の沼田義明氏も「見方によってパワー、パンチ力で勝った亀田を取るのは珍しくない。2回以降は亀田の流れ」と分析。有効打で中盤に確実にポイントを奪っていると見た。
一方で、関西勢は負けが50%にのぼった。新日本大阪ジムの鈴木太一会長は「ランダエタが全体的にリードしていた。ランダエタの6点勝ち」と厳しい意見。WBC世界スーパーフライ級王者の名城信男を育てた六島ジムの枝川孝会長も「亀田にそこまでの有効打はなかった」と話す。さらにJM加古川ジムの熟山進之助会長は「主導権は相手が握っていた。手数も違った」と分析するなど、ランダエタのジャブを採点に重要視している声が多かった。
有効打を重視する関東勢と手数の関西勢という図式が浮かび上がるが、会場での観戦者が多かった関東勢に比べ、関西勢のほとんどがテレビ観戦だった点も見逃せない。WBC審判員の森田健氏は「パンチを受けてダメージがあるのかどうかは、近くで見ないと判断できない。テレビ観戦だけで判断するのは非常に難しい」と指摘する。パンチを浴びた選手の表情や体のひねり方、両足の運び具合など細かく分析できるのは会場で観戦するしかない。ノーコメントが関東勢の10%に比べ、関西勢が30%にのぼったのも、その影響だろう。
あらためてビデオで検証した元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏は、試合直後には引き分けとしたが「有効打は亀田の方が多い。1ポイント勝ち」と判定を変えた。専門家でさえ点数が変わるほど今回の採点は難しかったと言える。
(日刊スポーツ) - 8月16日
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