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□TBS大揺れ 亀田疑惑 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2290476/detail
TBS大揺れ 亀田疑惑
「(ダウンは)オレ流のサプライズや」――。試合から一夜明けたきのう(3日)、新チャンピオン亀田興毅(19)は記者会見でこううそぶいていた。だが、“疑惑の判定”は誰の目にも明らかで、独占中継したTBSへの抗議は5万件を突破したという。多くの視聴者が「TBSも“グル”」と見ている証拠だ。この一戦でTBSが失ったものはとてつもなく大きい。
TBSの亀田戦中継への入れ込みようは尋常じゃなかった。試合当日は朝から「亀田の日」と銘打って丸一日、“亀田一色”。
試合翌日のきのうも朝から本人をニュース番組に生出演させ、「初ダウン(された)の感想は?」「父のボクシングとは?」とアナウンサーが“疑惑の勝利”を封じ込めるべく、ハイテンションで質問していた。寒々しいとはこのことで、視聴者はとことんアキれたのではないか。ファンならずとも、TBSの異様な亀田への肩入れを知っている。亀田が負けて一番困るのはTBSで、疑惑の判定の裏には「TVの力」が露骨に見えるのだ。
「亀田親子に民放で最初に“ツバ”をつけたのはTBSのKプロデューサーです。K氏は4年ほど前に雑誌で亀田親子の存在を知るや、大阪に飛んで父親や所属ジムと直談判。その場で契約書にサインを迫り、テレビ放映権を獲得した。こりゃ、“ドラマ”にできると思ったからでしょう。K氏は10年ほど前に大手通信社から中途でTBSに入社。アテネ五輪中継の際には解説者にメダリストをずらりと揃えたヤリ手です」(民放関係者)
TBSは長男・興毅のプロデビュー2戦目(04年3月)から独占中継をスタート。その後は亀田親子に密着して“スパルタ教育”のドキュメンタリーを定期的に放送してきた。未来のチャンピオンに惜しみない「先行投資」をしてきたのである。
その甲斐あって、「亀田親子」はTBSの“ドル箱商品”に成長した。今月20日には二男・大毅(17)のプロ5戦目中継も決定しているし、大晦日は「日本レコード大賞」のスケジュールを前倒ししており、これは興毅の“初防衛戦枠”ではないか、とささやかれている。
そんな中で、疑惑のチャンプが誕生したのである。
WBAの会長は試合前から亀田の父親にも特別ベルトを用意していた。社内からも「おかしい」「やりすぎ」の声が上がっている。
放送ジャーナリストの伊勢暁史氏はこういう。
「フジテレビは暴力団との関係を知りながら『PRIDE』を中継し、スポーツ興行とテレビの関係が問われたが、TBSの疑惑はタイトルマッチがらみだから見過ごせない。展開次第では大スキャンダルになる可能性もありますよ」
TBSはファンの怒りをわかっているのか。
【2006年8月4日掲載】
2006年08月07日10時00分
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