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(回答先: <亀田興毅>中継のTBSに抗議など6万件 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 03 日 20:33:15)
□「ボクシング型コント」という新ジャンルを生み出したTBS [なんでかフラメンコ]
http://d.hatena.ne.jp/orochon56/20060803#p1
「ボクシング型コント」という新ジャンルを生み出したTBS
以前、亀田一家は感動シタガリータに支えられているという話をしたが、どうやら今度はお笑いファンに狙いをつけたようだ。
「この後すぐ」といいつつ延々試合がはじまらないというボケは織田裕二の持ちネタであり新鮮味がなかったが、国歌斉唱にTボランをぶつけて来たのはいろんな意味でサプライズだった。似非ヒムロック節で歌い上げる君が代。あれで「カモッ」や「シャー」といったアドリブが入ればパーフェクトであったが、試合開始前に笑いのピークを持ってきてはいけないという構成作家の判断だったのだと思う。
試合が始まると、1Rでいきなりダウンというツカミで視聴者を釘付けにし、最終ラウンドはショートコント「生まれたての牛」で締めるという隙のない構成。誰もが納得のボロ負け試合という大フリの後、「亀田興毅の勝利です!」でオトし、「これでオヤジのボクシングが世界に通用することが証明できました!」と被せてきたのは、初めて笑い飯のWボケを見たときのような衝撃であった。
このように、笑いのスタイルとしては、ほぼ完璧に見える亀田さんの試合であったが、ひとつだけ欠けているものがあった。このコントにはツッコミがいないのである。出演者全員ひたすらボケるだけ。つまりこれは、観客をツッコミ役に想定している視聴者参加型のコントなのである。
明らかな負け試合にも関わらず一点の曇りもない喜びを見せる亀田興毅とゆかいな仲間たちは、客に突っ込ませるためのボケであり、突っ込んでこそ生きる笑いなのだ。案の定、TBSには飛びツッコミの電話が殺到したそうで、企画者側もご満悦なことと思う。そのあまりの笑いのレベルの高さに理解ができず、中にはマジ切れしてしまった方もいるようだが、そんなみなさんにはこのDVDでいちから始めていただきたいと思う。
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