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(回答先: ボクシングと情報統制 [カマヤンの虚業日記] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 03 日 16:57:45)
“疑惑の王者”亀田、それでも100億円の価値
TBSの大誤算
http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_08/s2006080308.html
それでも経済効果は100億円−。ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルを“微妙な判定”ながらもゲットした亀田興毅(19)。政府が公表している指標から弾き出した経済への亀田効果は、108億円というから驚きだ。さらに、CMの出演料ランクも、ゴルフの宮里藍選手(21)と同じクラスに位置するとか。ダウンしたのになぜか判定勝ちするという格好悪い勝利で、こうした数字も揺らぎそうだが、それもこれも亀田の実力次第ということになりそうだ。
【CMは藍ちゃん級】
亀田人気について、CM総合研究所の関根建男所長は「どちらに転ぶか五分五分で分からないところが、非常に現代的。そこが見る者をひきつける要素になっている」と解説する。
「ホリエモンなど、どちらに転ぶか分からない人物は、現代の寵児(ちょうじ)になりやすい傾向がある。本人も完璧(かんぺき)に二の線じゃないし、自分から(試合相手に対する態度など)減点の部分を作っているというのは、現代的なキャラクターである証拠」
すでに世界戦前から、明治製菓のガム『キシリッシュ』でCMデビューしている亀田だが、そのギャラは実に1000万円以上とされる。
関根氏によると、「足かけ3年間安定した成績と人気を残してきた女子プロゴルフの宮里藍選手が1000万円クラス」というから、亀田の突出ぶりが分かる。「明治製菓も半分冒険を承知の上での思い切った起用だったと思う」と関根氏は分析する。
今回はぶざまな勝利となったが、今後、世界チャンピオンにふさわしい試合をやっていけば、「10年以上活躍を続けている天才イチローの5000万円超クラスは別格としても、CM界では人気の高い新庄クラスにはなれる」と、関根氏も太鼓判を押す。ただ、「まだ不動産や高級車のCMは早いが、100円型の商品にはピッタリ」とのことだが。
その関根氏は、亀田が仮に負けていたとしても「よほど悲惨な負け方をしない限りは、まだ若いし、リベンジという楽しみ方もある」とその商品価値の高さを指摘。「努力次第では、激動のCM界で10年間トップを張っているSMAPのような存在になることも考えられる」という。
あくまで、亀田自身の努力次第というところがミソだ。
【効果は108億円】
亀田の経済波及効果については、第一生命経済研究所の永浜利広氏が、「直接効果が68億、間接効果が40億の計108億円」という数字をはじき出している。
意外な感じもするこの大きな数字は、経済産業省が出している産業活動指数という指標をもとに試算したものだ。
この指数は経産省が毎月発表しており、全業種について、それぞれの特徴を表す数値から、景気指標を割り出す。小売業なら物の売れた数などがその数値となり、スポーツでは観客動員数が基準となる。現在は平成12年を100として指数化。ボクシングでは「日本ボクシングコミッションから出される月別観客動員数を元のデータとして使っている」(経産省調査統計部)という。
この指数が、亀田と二男、大毅(17)が同時に試合を行った5月に「対前年比22.6%というすごい伸びを示しており、年4回の試合で同様の伸びを想定すると、17年のボクシングの市場規模302億円から、この数字(108億円)が出てくる」(長浜氏)。
宮里藍や横峯さくら(20)の台頭でブームに沸いた女子ゴルフ活動指数の昨年の伸び(対前年比21.4%増)や日本がW杯出場を決定した昨年のサッカーの活動指数の伸び(同22.3%増)を上回る。
今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本優勝での経済効果が364億円とされており、「亀田だけでこの3分の1弱の効果があるということ」(同)と、その数字のすごさを説明する。
しかし、今回の亀田の勝利にはほとんど人のたちが納得していないはず。亀田が今後、CMランクや経済効果にふさわしい試合をしてくれることを期待せずにいられない。
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