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(回答先: ボクシングと情報統制 [カマヤンの虚業日記] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 03 日 16:57:45)
http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_08/s2006080301.html
茶番チャンプの重い代償…国辱的な「疑惑の判定勝ち」
日本人初「世界3階級制覇」の行方は
茶番チャンプが支払う代償−。世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦で、王座に就いた亀田興毅が、国辱的な「疑惑の判定勝ち」で重い十字架を背負うことになった。中継のTBSは当初、大晦日で検討していた防衛戦の予定を変更。「企業イメージの悪化懸念でCMオファーは激減必至」(広告関係者)という。一方、ボクシング関係者からは、「これで3階級制覇は間違いない」との仰天予想が飛び出している。(亀田ファミリー取材班)
しらけムードの報道陣をよそに、悲願の世界制覇で亀田父子がそろって涙、涙…となった会見。同席した協栄ジムの金平桂一郎会長は1人、終始険しい表情を崩さず、「想定していた最悪のケースだった」と厳しく試合を振り返った。
噛ませ犬による「作られたヒーロー」との批判が渦巻き、ファンも、アンチファンもが注目する中、亀田側としては、勝ちはもちろん敗戦までも想定し、「負けてもOK」と臨んだはずの初の世界戦だった。
1回に相手の右フックを不用意に食らい、プロ初のダウン。自ら「まだ19歳で12戦目。初の世界戦で緊張して、足が地についてなかったな」と言い訳したように、その後もビッグマウスに見合う「強さ」は微塵もなし。期待が大きかっただけに世紀の大ガッカリ戦だ。
関係者は、「1回であのままKO負けなら、まだ次に実力発揮の可能性を残せた。12回まで戦ったことで逆に底を見せてしまった。その上、誰もが首をひねる不可解な判定勝ちですからね。確かに最悪です」と、金平会長の言葉を解説する。
いくら開催地有利のホームタウンディシジョンが常識の世界とはいえ、行きすぎたそれはむしろ国辱的だろう。
事実、TBSの中継は、終盤で「まだ時間は残されています」と連呼。まるで敗戦が確定的のような実況だった。2−1で亀田勝利のジャッジがアナウンスされると、会場は歓声以上に大きなどよめきと笑いに包まれた。
カットした右目を押さえ、うれし泣きの亀田。だが、灰色チャンピオンベルトの代償も
こうしたイメージ最悪の王座就任に、先ごろ看板番組「レコード大賞」を12月30日に前倒しし、亀田防衛戦の大抜擢が取りざたされているTBSは、ついに大晦日開催の見送りを決めた模様だ。
TBS関係者は「大晦日は昨年同様に総合格闘技Dynamite!でいきます。瞬間視聴率では紅白を上回るキラーコンテンツですから。リスクを冒す必要がない」と明かす。
また、今後の亀田人気の凋落懸念は、一挙にCM業界にも広がる。戦前「チャンピオンになれば、SMAPや松井秀喜なみの1億円プレーヤーになる」(広告関係者)とされたが、「企業のコンプライアンス意識が問われる近年、灰色決着の王者はイメージが悪すぎる」(同)というのだ。
もちろん、ジャッジが出した結果だから、12回を最後まで戦い抜いた亀田に非はない。
だが、ホリエモンの経営手法にも似た“時価総額人気”で注目を集めてきただけに、陣営はこの先の展開に頭を悩ませることになった。「この灰色勝利で一気に現実味を帯びた」と関係者が指摘するのは、勝利後に早くも亀田本人が言及した日本人初の「世界3階級制覇」アドバルーンだ。
前出関係者は、「次の防衛戦は、亀田側が相手を選べる指名試合なので、きっちり倒せる相手を選定するでしょう。問題は相手を選べない2回目の防衛戦。その前に、3階級制覇を名目に王座を返上。しばらくノンタイトル戦を戦って力をつけながら、本来のフライ級で、今回のようなチャンスを待つことになるはず」と話す。
日本で戦えば、そう簡単には負けないことが今回証明されている。
高い代償を払って手に入れたチャンピオンベルトを誰もが認めるのはいつになるか。亀田ファンとしては、「ここで終わりちゃうし、こっからがオレらの始まりやから。練習して、最強のチャンピオンにならなあかんな」という本人の言葉を信じるばかりだろう。
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