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(回答先: [永久保存版]ボクシングを真面目にやっている人は今日の茶番劇に怒っている(信じられない結果になって驚いている) 投稿者 中田英寿 日時 2006 年 8 月 02 日 23:36:26)
□劣勢明らか あきれた亀田王座判定 [中国新聞]
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200608030024.html
中国新聞ニュース
劣勢明らか あきれた亀田王座判定 '06/8/3
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情けない。久しぶりにこれほどの「ホームタウン・デシジョン」(地元判定)を見た。残念ながらホープ亀田の勝利を素直には喜べない。
誰もが完敗と思った試合展開だった。1回、ランダエタの右フックを浴び、亀田は痛烈なダウンを喫した。スタートから動きが硬く、ペースを握れないまま機先を制せられ、序盤がすぎた。
中盤以降、亀田も打ち合う姿勢を見せたが、決定打はない。10回以降はほぼ一方的に攻め込まれた。最も不可思議なのが最終12回の採点。何とジャッジの1人が亀田の10―9としている。逆の採点で当然だったが、それなら引き分けとなる。首をひねらざるを得ない。
規格外の男の世界王座獲得は多くの問題点を残した。まず、この判定をファンが喜んで受け入れるだろうか。あきれたファンも多いはずだ。
ボクシング人気は1980年代から低下してきたが、理由の一つが「地元判定」だった。業界は襟を正して再生に取り組み、おかしな判定は減少傾向にあったのに…。
亀田の将来を考えると敗戦を味わい、悔しさを「良き糧」にした方がよかったのではないか。どう”汚名返上”するのか。(津江)
▽最後まで安いドラマだった
漫画家やくみつるさんの話 亀田選手は押されていて、負け試合だと思った。ホームアドバンテージで勝ったのだから、試合後は少し口をつぐんでいろと言いたい。若いのに口の利き方を知らない亀田選手を正当化されてたまるかと思い、相手選手を応援したが、決定打が足りなかったのだろうか。泣きながら父親にチャンピオンベルトを巻くシーンなど、最後まで安いドラマを見せられた感じがする。礼儀を知らない選手を受け入れる世間の風潮にも問題があると思う。
▽親子の力が見えた気がする
ノンフィクション作家長田渚左さんの話 踏ん張って踏ん張って前に出て、ベルトをつかんだのは亀田選手らしい。ひ弱な選手だったら、第一ラウンドのダウンで立ち直れなかった。親子のきずなが薄くなっているこの時代に、親子の力が見えたような気がする。ほえたり、ビッグマウス(大口たたき)だったりするのは亀田選手のポーズで、実は猛烈に練習し、がむしゃらに生きてきた。今日のファイトは大勢のファンの前で、強いよろいを着けるというより、本来の優しい少年に戻っていた。
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