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□「きょうの出来事」52年の歴史に幕 [日刊スポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060713-00000061-nks-ent
「きょうの出来事」52年の歴史に幕
民放の最長寿番組で、夜の報道番組「NNNきょうの出来事」(日本テレビ系)が9月末で終了することが12日、分かった。同番組は54年10月4日にスタート。開始当初は午後9時台の放送だったが、60年代に入り、現在の同11時前後へ移行した。80年からは小林完吾、桜井よしこ(当時良子)両キャスター、88年からは真山勇一、桜井両キャスターのコンビで、夜のニュース番組として同局の看板番組の1つに数えられた。桜井キャスターは96年まで出演していた。1日の最後を締めるニュース番組の先駆的存在で、89年には、TBSが同時間帯に「筑紫哲也のNEWS23」を立ち上げるなど、各局に大きな影響を与えた。
日本テレビは今年4月、午前8時から新番組「スッキリ!!」をスタートさせ、同9時55分からは夕方帯に放送していた「ラジかるッ」を移行。平日朝の約3時間半を一気に衣替えした。03年まで10年連続で年間視聴率3冠(ゴールデン、全日、プライム)を達成していた同局だが、04年に3部門でフジテレビに敗れて以後、最近は改編時期になると、大規模な番組見直しを行っている。番組関係者によると、52年続いた「きょうの−」も例外ではなく、「一時代を築いた名物番組だと思うが、そろそろリフレッシュする時期だと思う」と話した。
10月からも同時間帯には報道番組を放送。78年に大蔵省(当時)に入省し、官僚出身で地方行政をテーマにした著書「動きだした地方自治体改革」などがある村尾信尚(のぶたか)氏(50)が出演する。
(日刊スポーツ) - 7月13日10時8分更新