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□卒業「寄せ書き」に同級生を罵る表現 [観劇レビュー&旅行記と日記]
http://blog.goo.ne.jp/junsky/e/21ff7f2539021f326c8439cc5c12f601
卒業「寄せ書き」に同級生を罵る表現
2006-06-26/事件・事故
先週の『朝ズバッ!』で、みのもんた氏が、被疑者の女性が高校を卒業する時、卒業文集への寄せ書きで、殆どの同級生から悪罵、嘲笑のたぐいの言葉を投げつけられていることを、実物のコピーを示して紹介した。
これを紹介したTBS系列局とみのもんた氏の人権感覚を疑う。
これほどの悪罵を卒業記念の「寄せ書き」に書かれるほどの、異常な女性である、という意識を視聴者に植え付けようとするものである。
これが、『朝ズバッ!』スタッフの偽造(でっちあげ)でないとすれば、相当陰湿なイジメが、学校内で横行していたことになる。
そのことには触れないで、その寄せ書きを敢えて紹介するという意図は何であろうか?
普通、卒業記念の寄せ書きには、在学中にさまざまな因縁があったとしても、そこまでヒドイことは、書かないものだと思うが・・・
ちょっと気になったのは、筆跡がどれも良く似ており(映ったのが短時間に付き検証はできないが)、卒業生の誰かが、それらしく『でっち上げて』TV局に売り込んだのか、TVスタッフ自ら『でっち上げた』可能性を禁じえない思いがした。
いずれにせよ、こういうものを公開すべきではない。
TVは、被疑者に関連あるものなら、なんでもかんでも仕入れてきては、公開している感じだが、ジャーナリスト精神を完全に失ったもので、よく言われる『電波芸者』である。(本業の芸者さんが怒るだろうね!)
秋田魁新報社 Web版(2006/06/23 08:30)によれば、
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060623a
【藤里町の男児殺害・死体遺棄事件で、死体遺棄容疑で逮捕された**容疑者(33)をののしる高校時代の卒業文集が一部、メディアで報道されて以降、県教育委員会には、首都圏や関西方面から「秋田の教育はひどすぎる」「寄せ書きの言葉にあきれている」などの批判が殺到していることが22日、分かった。
県教育庁によると、同日夕までに県教委に電話やメールが49件寄せられたが、多くは文集に関する苦情で、大半が県外からのものだという。
同庁高校教育課によると、卒業文集はクラス単位で作製したもの。見開きで片側に名前や担任のコメント、自分自身のことなどについて書かれ、もう一方にクラスメートからの寄せ書きが掲載されている。寄せ書きのほとんどは「秋田に帰ってくるな」など容疑者をののしるものだった。
根岸均教育長は「人権意識への配慮を欠いたもので極めて遺憾。通常は絶対にあり得ないこと。学校の責任は大きく、当時、学校内部で何があったか調べる」としている。 】とある。
偽造の可能性も含めて、徹底して調べるべきである。
TBSはもちろんのこと、他局も真相を究明するべきである。
同級生の何人かに問い合わせれば、背景も含めてすぐに解る事だ。
▽この記事に対するコメント
Unknown(kitsune)
2006-06-27 00:37:18
やっぱり、再逮捕されてしまいましたね。
さて、どうやって、被疑者を有罪にもっていくのか・・・今後の展開が見ものですね。
次に、出てくるのは、現場の目撃証言ですかね〜。少年が被疑者の家に入るところを見たとか、その時間に物音を聞いたとか・・・
私の勉強した冤罪事件では、突然、決定的な目撃者が現れて、証拠がなかったのに、目撃証言と自白調書だけが、採用されて有罪になりました。まさか、そこまで不正の通る時代じゃないと信じたいけれど・・・この事件の流れはかなり強引で大きな力を感じるので、気が重いですね。
弁護士の会見を、今日また少し詳しくやっていましたが、死体遺棄の方もかなり怪しい感じがしました。裁判で本当に通る供述かしら・・・遺体の遺棄状況からだけでも無理っぽいのに、ルートにも不自然さがあるようで。
あの弁護士が、裁判では、つかないようにと、心から祈っています。
マスコミでは、合理性がないことや、不自然なことは、すべて被疑者の異常な人格のせいとして、普通では考えられないことを、やってしまうモンスターなのだから・・・と。今日は、彼女は、情報操作の常習者なのだとか、言っていました。
情報操作を、誰がしているのか・・・
人として、普通の判断力を見失っている人たちの姿は、不気味です。
寄せ書きで、ネガティブ・イメージを増そうという意図が、逆効果にもなったようで・・・地域でもイジメられ孤立していたのではないかという推測が立ちはじめているようですね。そのため、彼女は最初にマスコミに、助けを求めたのではないか?と・・・そのマスコミに、ここまでエサにされてしまうなんて、悲惨です。
ジャーナリスト精神なんて本当にみじんも感じられない昨今ですね。この事件にかかわらず。
今日も今日とてまとまりなく、恐縮ですが、いまだに代用監獄で、あの弁護士としか接見できない監禁状態とか・・・拘置所なら、規則がある取調べ時間も、留置場ではやりたい放題なんだそうですよね。きびしい毎日がまだまだ続くんだろうな〜と思うと、本当にやりきれない思いです。私にとって何の関係もない人なのに、こんなに気になってしまうのは、やはり一連の報道の異様さ、捜査への不信感なのでしょうか・・・