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□ＮＨＫ「チャンピオーネ」でボロ儲け [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=23gendainet05017022&cat=30
ＮＨＫ「チャンピオーネ」でボロ儲け (ゲンダイネット)
ＮＨＫのＷ杯中継やニュースの度に流れる「チャンピオーネ」。オレンジレンジが歌い、大ヒットしているが、このＣＤが１枚売れるごとにＮＨＫの“実入り”となることをご存じか？
ＮＨＫによると、この曲の中にはＮＨＫが番組のためにレコード会社に作らせた音源が含まれているそうで、「だから、番組に対する２次使用料が発生する。ＮＨＫの関連団体（子会社のこと）に支払われる」（経営広報室）という。
なるほど、ＮＨＫが耳にタコができるくらい「チャンピオーネ」を流し続ける裏には、こんな事情があったわけだ。
しかし、これって、番組を使った広告じゃないのか？ この問題を取材しているジャーナリストの谷村智康氏が言う。
「紛れもない広告ですよ。しかも、ＮＨＫは『チャンピオーネ』をＷ杯の中継だけでなく、通常のニュース番組のＷ杯のコーナーでも流している。ニュース枠でもＣＤの宣伝をしていることになります。そのうえ、どれくらいの２次使用料を得ているのかも明らかにしていない。私の取材にＮＨＫは『適切な額』と答えましたが、適切かどうかは視聴者が決めることで、情報を開示するのが当たり前です」
ＮＨＫ元職員の立花孝志氏によると、こうしたアーティストとのコラボレーションは、今に始まったことではないという。
「アテネ五輪のテーマソングを歌ったゆずも同じパターンです。ソルトレークシティー五輪のときはＭＩＳＩＡの『果てなく続くストーリー』がテーマソングで、少なくとも億単位のカネがＮＨＫに入っています。その頃から、副収入を上げるために大物アーティストを起用して、番組の主題歌を歌わせることになった。大河ドラマや朝の連ドラの主題歌でもＮＨＫは儲けているはずです」
全国を網羅しているＮＨＫがガンガン流せばＣＤは飛ぶように売れる。ＮＨＫへのキックバックも増える。ＮＨＫの民営化やＣＭ解禁が議論に上っているが、ＮＨＫは巧妙だ。
【2006年6月20日掲載記事】
[ 2006年6月23日10時0分 ]
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