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(回答先: ヨイショ報道オンパレードの日本のスポーツマスコミ [ゲンダイ] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 17 日 14:23:41)
□【参考記事】ジーコ大逆転策、手の内見せない撹乱戦法 [夕刊フジ]
http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060617-00000006-ykf-spo
ジーコ大逆転策、手の内見せない撹乱戦法
2006年6月17日(土) 17時2分 夕刊フジ
【ボン=久保武司】勝利のためには、味方から欺け−。日本代表の運命が決まるクロアチア戦が18日(日本時間同日午後10時)にキックオフする。16日はジーコ監督のもと、全体練習が行われたが、その内容は誰の目にも低調だった。しかし、これには大きな理由が。クロアチアに手の内を見せないジーコ流・撹乱(かくらん)戦法だった。
16日、これまでは無視を決め込んできたクロアチアから、日本代表の練習を取材しようと、テレビ局3社が訪れた。ジーコジャパンのスタイルは、完全公開主義。3局は、日本の練習を別角度から念入りに撮影した。ただし、その表情は一様に、「これ、本当?」。
この日の練習だけをみれば、誰の目にも「無気力、ジーコジャパン」とはっきりわかる。
ジーコジャパンは、公式戦の前に、必ず紅白戦を行うのがスタイルだ。それだけに、負けたらほぼ、1次リーグ敗退が決定する決戦前の紅白戦には、おのずと注目が集まった。しかし、中田英寿を筆頭とする主力組はパスが通らない。おまけに、イージーミスを連発。反対に控え組は、元気はつらつ。これで大丈夫? と思えるような内容だった。
この日初めて、ジーコジャパンの練習を視察したある関係者は、「選手たちからやる気というか、熱いモノが全く伝わってこなかった。J2よりひどいのでは…」と指摘。確かにその通り。前後半25分で行われた紅白戦、ゴールはFW高原が決めた1本だけだ。
中村と中田英のコンビネーションはさっぱり、いつもよりもDFラインを下げたことで、宮本などの動きもぎこちない。これがW杯に出場するチームなのかと思うほど内容の悪さだった。
特にそれが目立ったのは中村の状態。足は動かず、パスも短いつなぎだけ。CKも質の悪いものばかりで、途中からは、MF小笠原に交代するほどだった。
練習後は、いつもと違い脱兎のごとく、逃げるようにしてバスに乗り込んだ。ただし、治りかけたはずの風邪を再びこじらせて「発熱がある。37.2度」というチームドクターの発表があった。この練習にも激励にやってきた日本サッカー協会・川淵三郎キャプテンも、「最後は男の子なんだから、選手たちはやってくれるはずだ」と祈るような表情でコメントしている。それだけ誰もが不出来の練習だった。
が、これらのネガティブ情報はすべて見た目のことだ。実際は全く反対のことがチーム内では行われていた。あるチームスタッフが明かした。
「今日の練習よかったでしょう」
こちらが呆気にとられていると、「なぜ、主力組にシュートが少なかったか? それは…」と前置きして、続ける。
「ボール回しの確認をしていた。ヒデ(中田英)は何の指示もしなければ、すぐ攻撃をしたがる。でも、この練習ではしっかり守って、ボールを回す練習を、とジーコ監督から指示されていた」というのだ。
確かに見た目には、ぎこちない練習だったが、その証拠にジーコ監督は選手にカミナリを落とすことはなかった。
一方、体調を崩している中村に関しては、どのチームスタッフに聞いても「不安はない」と言い切る。オーストラリア戦では、いの一番にガス欠を発生したが、原因は右足の太もも横を2度、相手から蹴られたことが原因。暑さによる体力面の不安ではないことを強調していた。
また別のチームスタッフも「俊輔は、すぐ熱を出す。いつものことだから心配はありません」と涼しい顔だ。いよいよ生き残りをかけた大決戦。このゆとりが、勝利の女神を味方につけるか−。
[ 6月17日 17時2分 更新 ]