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河北新報ニュース 6月3日
"「シミンキジャ」が何度も語られた。韓国ドラマで日本語と共通の言葉を耳にするが(ヤクソクなど)、市民記者もそう。国を超え流行語になるか▼オ・ヨンホさん。韓国のインターネット新聞「オーマイニュース」代表だ。登録記者は4万人。プロでない、職業も境遇もさまざまな人が身近な、多彩な話を実名で投稿する。「すべての市民が記者になれる」と東京の討論会場で呼び掛けた
▼有名にしたのが、4年前の韓国大統領選。保守的なマスコミが政治報道を牛耳る中で、市民記者たちは盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を支持する記事を発信。ネット普及率世界一の国の世論を動かした▼今は海外各地から投稿のあるネット新聞が、この夏に日本版を設ける。日本もブログ(日記風の双方向サイト)利用者は900万人近い。メール、カメラも付く携帯電話の普及は世界一だ。「情報発信を楽しむ人々から記者を募りたい」とヨンホさん
▼市民発の情報の力は日々大きくなる。昨年、ロンドンで起きた爆弾テロ。BBCには発生から1日で、目撃した市民から2万件のメール、1000件のデジカメ映像が届いた。米南部のハリケーン被害でも同様だった▼自分の日常に起きる悲喜こもごもの出来事にニュースがある―。市民が記者となって報じる時、プロは何をする。はたと考え込んだ。
2006年06月03日土曜日"
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20060603_01.htm