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□NHKは大作「坂の上の雲」を制作できるか [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=01gendainet07020031&cat=30
NHKは大作「坂の上の雲」を制作できるか (ゲンダイネット)
NHKの不祥事が後を絶たない。先週はNHK山口放送局の局長の出張旅費の不正処理事件が飛び出し、受信料の不払いがさらに増えそうだ。
そのNHKの06年3月期の決算が先週発表され、局内外に衝撃を与えている。受信料収入は前期比で385億円減の6024億円。売上高に相当する経常事業収入は105億円減の6749億円となるなど2年連続の減収減益である。
そんな一大事の時にNHKが大きな“荷物”を抱えている。来年撮影を開始し、08年に放送予定の司馬遼太郎原作のスペシャル大河ドラマ「坂の上の雲」である。天文学的な制作費がかかる作品を完成させることができるのか。
この企画は海老沢勝二前会長の肝いりでスタートした。1回75分で15回程度放送の予定で、当初は200億円を投じるといわれた。だが、あまりに予算がかかり過ぎるという批判が出て段階的に減額され、「60億円で進めている」(制作関係者)といわれている。
しかし、1話当たりの制作費は4億円と、まだまだ破格である。減収減益が続く中で、これほどの大金を投じることが可能なのか疑問だ。
「通常の大河ドラマの1話当たりの制作費は5000万円が相場です。放送時間の長さが異なるので単純には比較できないけど、1話4億円は破格です。『坂の上の雲』は有識者による諮問委員会まで設立して大々的なプロジェクトとして動いているし、撮影のためのロケにも数億円を投じているので、もう後戻りできない。もし失敗作なら視聴者からのブーイングの嵐は確実です」(事情通)
受信料のムダ遣いに対する批判が続いているのに、NHKはなんとも大胆である。
【2006年5月29日掲載記事】
[ 2006年6月1日10時0分 ]