★阿修羅♪ > 不安と不健康12 > 523.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「タミフルと異常行動」愛媛新聞(世界の7割分が日本で使用) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2007 年 3 月 02 日 21:27:57)
江戸地方紙では、久しぶりに製薬会社と元米国務長官の話題も。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
東京新聞・特集
目むき『怖い怖い』相次ぐ転落事故 タミフル本当に大丈
夫なの?
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070301/mng_____tokuho__000.shtml
新型インフルエンザの特効薬として注目されるタミフル
だが、仙台市で中学2年生が服用後、マンションから転落
死するなど関連が疑われる事故が相次いでいる。死亡との
因果関係を認めてこなかった厚生労働省も28日、医療関
係者への呼び掛けや調査を始めるなど重い腰を上げた。特
報部がその副作用を追うと、都内で服用後“恐怖”の時を
過ごした親子からその異常さが浮き彫りになった。 (山
川剛史、竹内洋一)
■物陰に隠れておびえる8歳
「怖い! 怖い!」。まるで怪物でも見ているかのよう
に目をむいて叫び続け、「何が怖いの」と声をかけても、
後ずさりして物陰に隠れる三男=当時(8つ)。その異常
な光景を、東京都世田谷区の主婦(42)は一年以上たっ
た今でも忘れられない。
昨年一月末、発熱した三男を近くの小児科医院で診ても
らったところ、インフルエンザと診断された。自宅に帰り
、処方されたインフルエンザ治療薬「タミフル」と解熱剤
を飲ませてから一時間ほどして、三男がこんな状態になっ
た。
小児科医院に電話するものの、土曜日のため午後は休診
。救急病院に運ぼうと自家用車を運転するが、ふと、テレ
ビで見たタミフルによる可能性がある異常行動のニュース
が頭をよぎった。三男が車から飛び降りないよう、車にロ
ックがかかっていることを何度も確認しながら走らせた。
病院に着くころには三男の様子も落ち着き、熱も微熱程
度に。担当医師は「タミフルと異常行動の因果関係は未確
認です。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
何とも言えないんです」と言い、何が異常行動の原因だっ
たのかは分からずじまいだった。
「結構よく熱を出す子だけど、あんな状態になったのは
初めて。発熱といっても、三九度もなかった。確かにピー
ナツアレルギーはあるけど、体操やサッカーをやっていて
、体力のある子です。タミフルのせいだと疑ってます」。
この主婦は語った。
数日後、小学校のお母さん仲間とこの“事件”が話題に
なった。「うちもそんな感じがあった」「知り合いも同じ
ような経験を話していた」との話を聞かされたという。
記者が小学三年生になった三男に当時のことを尋ねると
、「よく分からないけど、とにかく何かが怖かった。お母
さんが話しかけてきたのも、車で病院に行ったのも分かっ
た。でも、何が怖かったのかはよく覚えていない」という
。
埼玉県のある医師は「中高生にもなると、弱い解熱剤は
効かない。タミフルも問題だが、子どもに対し、副作用を
恐れるあまり効果的な解熱剤を使わず、高熱が放置され脳
症が起きるという小児医療での薬剤処方の在り方そのもの
に問題がある」と指摘。その上で「医者にとっては面倒く
さいが、薬の効き目とリスクを説明し、患者側に選択して
もらうのがいい」と、副作用などのリスクも含めた情報提
示の必要性を訴える。
この主婦も薬を処方された当時を振り返りこう訴える。
「病院も薬局も注意喚起してくれなかった。リスクを知
っていれば、たぶんタミフルを飲ませなかった。結果的に
インフルエンザの治癒が長引いたとしても、それは親の判
断。情報さえあれば、きちんと考え、結果責任についても
納得できる。そういう状況になかったことが残念」
仙台市で二十七日起きた転落死のニュースが流れるたび
、三男は母親に念押しするという。
「またインフルエンザになっても、もうあの薬だけは飲
みたくないよ」
相次ぐタミフル服用後の異常行動や転落死を専門家はど
うみるのか。特定非営利活動法人(NPO法人)「医薬ビ
ジランスセンター(薬のチェック)」理事長の浜六郎医師
(62)に聞いた。
■『確実に因果関係』
――タミフルと異常行動の因果関係をどうみる。
死亡しないまでも、服用後に異常行動を起こす人はたく
さんいる。異常行動による死亡例が未成年者で五例ある。
統計学的に見ても因果関係は確実だ。タミフルが脳中枢の
働きを抑制することは動物実験で確認されている。こうい
うことを総合すれば、非常に強い因果関係があると言える
。
――厚労省は昨年十月、インフルエンザの小学生約二千
八百人を対象に、タミフル服用、未服用の児童の異常行動
を比較したが、有意な差は出なかったという調査結果を発
表した。
私がそのデータを分析した結果では、発症初日の昼には
、服用した方が何倍もの異常行動を起こす計算になった。
厚労省の報告書は、タミフルの影響が少なくなる二日目以
降も一緒にしている。異常行動は一回目か二回目の服用か
ら数時間以内が最も起きやすいので、そこをきちんと解析
しないと意味がない。 ――インフルエンザの高熱の影
響で異常行動が起きていると主張する専門家もいる。
高熱で意識もうろうとして、むにゃむにゃと変なことを
言う「熱譫妄(せんもう)」は確かにある。だが、タミフ
ルによる異常行動は、むしろ熱が下がった時に起きている
。仙台市の中二男子もそうだった。これは熱譫妄ではない
。これまでインフルエンザそのものでこういう死に方をし
た例は一例もない。それは米国の食品医薬品局(FDA)
も認めている。
――なぜ子どもばかりが異常行動死するのか。
服用後の異常行動が子どもに多いという傾向は多少ある
かもしれない。血液中の成分を脳の中に入りにくくしてい
る「血液脳関門」の構造が若い人と成人とでは少し違うの
かもしれない。だが、大人に起きないとは決して言えない
。大人でも服用後に乗用車ごと海に飛び込んで死亡したケ
ースがあるし、呼吸抑制で死んでいる人もいる。
――結局、インフルエンザにかかった時には、どうすれ
ばいいのか。
しっかり寝ること。家で体・のどを温め、しっかりと休
養を取る。そうすれば自然に治る。無理をすると体が消耗
し、インフルエンザウイルスも体の中で増殖し、こじらせ
る。病院に行って診察を受け薬をもらうのに数時間から半
日くらいかかるので、その時間も計算に入れれば、タミフ
ルを飲んでも半日ちょっと早く症状がよくなるかもしれな
いという程度だ。
――因果関係を否定しながら、薬品会社はタミフルの添
付文書で異常行動への注意を呼びかけている。
因果関係を否定し得ないから、心配になって書いた。つ
まり、因果関係があり得ると思っている。だが「タミフル
脳症被害者の会」が救済してほしいと厚労省に求めたら、
因果関係を否定する。厚労省はそういう論理のつながらな
いことを堂々としている。
――厚労省は因果関係を明確に認めるべきだと。
これだけの方が亡くなっているのだから、もう因果関係
を認めないと責任は大きい。本当はそう思っているのに、
まだはっきりしないとかズルズル言っているうちに、被害
が拡大していったのが、今までの薬害事件。今回もそのパ
ターンだ。厚労省が公式に因果関係を認め、国民と医師・
薬剤師にきちんと警告しないと、同じような被害が拡大す
ることになる。
<デスクメモ> タミフルは新型インフルエンザに唯一効
く薬としてもてはやされる。CNNはこの薬の特許はラム
ズフェルド元米国防長官が元会長を務めた米バイテク企業
が持ち、氏は大量の株を保有していると伝えている。戦争
だけでなく救命の世界でもちゃっかり稼いでいるとは。医
薬問題はいつも利権のにおいがする。(蒲)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
タミフルの使用法については、不使用で良い場合も多いはずだが。特に子供には使用制限が必要なはず。
「特効薬」報道が被害を増しているのでないか。
関連;
タミフル:期待と懸念 どんな薬? 服用はどのように?―「毎日新聞」 天木ファン★
http://www.asyura2.com/0505/gm11/msg/611.html
▲このページのTOPへ HOME > 不安と不健康12掲示板