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□W杯効果でベビーブーム到来の兆し ドイツ [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200702250005.html
W杯効果でベビーブーム到来の兆し ドイツ
2007.02.25
Web posted at: 12:24 JST
- REUTERS
ベルリン(ロイター) 昨年のサッカー・ワールドカップ(W杯)は、開催地ドイツに意外な恩恵をもたらしたようだ。お祭りムードのなかで多くのカップルが子どもをつくったため、今春は「W杯ベビー」の誕生が相次ぐ見通しだという。
中部カッセルにあるロルフ・クリヒェ医師の病院では、出産前講習を希望するカップルが急増中。同医師はロイター通信とのインタビューで、「W杯開催中に妊娠した女性たちがまもなく出産を迎える。3月初めには、出生率が通常より10−15%上がるだろう」と語った。
W杯ドイツ大会は昨年6月から7月にかけて開かれ、普段は堅い国民性で知られるドイツ人も応援ムード一色に。夏空の下でビールを飲み、パーティーを開いて観戦に興じた。クリヒェ医師によれば、「子どもを望むカップルにとって、リラックスした楽しい気分になることは重要な条件のひとつだ」という。
この病院では今月11日、「W杯ベビー」第一号が誕生した。予定日より5週間早く女児を出産したピア・シュミットさん(27)は、「妊娠した日のことはよく覚えているわ。ドイツ代表チームがポーランドに1対0で勝ち、友人たちと大騒ぎした後だった」と振り返る。「私たちはずっと前から子どもが欲しいと思っていました。助産婦さんからは、『W杯の明るい雰囲気でホルモンの分泌が良くなったのね』と言われたわ」と、ベッドの中でほほ笑んだ。
ドイツでは近年、出生率の低下が目立ち、05年には女性1人に子ども1・4人を切る過去最低を記録。ベビーブームの到来は、少子化に悩む同国にとって大きな朗報だ。
ただ、「出生率10%アップ」という見通しは楽観的過ぎるとの指摘もある。西部ケルンのフリードリヒ・ウォルフ医師は、「W杯効果で出産が増える傾向がみられるのは確かだが、3−5%増にとどまるのでは」としたうえで、「それでもわが国にとっては画期的な数字だ」と話す。いずれにしても、今回の「ベビーブーム」は一時的な現象にとどまるとの見方が強い。クリヒェ医師は「W杯がドイツで毎年開かれたら、政府のどんな少子化対策より効果があるはずだが」と、肩をすくめた。
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