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□少年の豊胸、シャンプーに含まれるラベンダー油などが原因=米研究 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/article/detail/3015014/
少年の豊胸、シャンプーに含まれるラベンダー油などが原因=米研究
【ライブドア・ニュース 2007年02月05日】− AP通信によると、シャンプーや石鹸、ローションなどに含まれるラベンダー油やティーツリー油が、まれにホルモンのバランスを崩し、青少年の胸を発育させる「女性化乳房」現象があることが、米コロラド大学と国立衛生研究所の調査で明らかになった。この研究内容は、医学専門の週刊誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌」の2月1日号に掲載された。
それによると、これらの植物性油を含んだスキン・ローション、ヘア・ジェル、シャンプーまたは石鹸を使用していた4歳と7歳、10歳の3人の少年の胸部は、思春期初期の少女のように発育し、中には痛みを訴える少年もおり、これらの製品の使用を止めると元の状態に戻ったという。問題の油がヒト細胞の中で、どんな働きをするのかを調べたところ、油は、体内で胸を豊かにする働きがある女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用を示し、男性ホルモン「アンドロゲン」の働きを阻んでいることが分かった。
これら植物性油は、「エッセンシャル・オイル」とも呼ばれ、通常、その芳香性の良さから、多くのヘルス・ケア製品だけでなく、他の家庭用品にも含まれ、油そのものとしても販売されており、ティーツリー油を用いたシラミ取りシャンプーもある。これら製品は別段、健康に支障をきたすクレームが寄せられない限り、製品の販売に際し、政府の許可を得る必要はない。
米コロラド州グリーンウッド・ビレッジのホルモン専門家で、3人の少年の治療にあたったクリフォード・ブロッホ医師は、ラベンダーの香りがする洗剤で哺乳ビンを洗っている家庭では、生後1年5カ月の女の赤ちゃんを始め、ほか何人かの少女にも同様の症状が見られたこともあり、少年らの両親には、製品使用について、特に長期間にわたる使用について注意を促したが、別のホルモン専門家は、「子供の場合、ごく少量のエストロゲンを摂取しても乳房は発育するものであり、摂取期間が短い場合には、まず、長く苦しむような問題になることない」と、楽観的だ。どの専門家も症状が見られるのは、まれで、製品の使用を止めれば、問題は解決するため、販売禁止にするほどではないという。
乳房の女性化は、思春期ホルモンが変化する時期には、少年にごく普通に見られる現象で、さらに若年層の少年、成人男性あるいは思春期前の少女にもまれに起こる現象という。調査にあたったブロッホ医師は、問題となった油が原因で、エストロゲンを摂取した女性が乳腺腫瘍を発症するか否かについては、はっきりしないという。【了】
ライブドア.ニュース 児玉直美記者/em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2007年02月05日22時15分
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