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□「カフェイン入りドーナツ」のアイデアに賛否両論 [CNN]
http://cnn.co.jp/business/CNN200702040003.html
「カフェイン入りドーナツ」のアイデアに賛否両論
2007.02.04
Webpostedat: 12:18 JST
- AP
米ノースカロライナ州ローリー(AP) モーニング・コーヒーの代わりに「カフェイン入りドーナツ」はいかが?――米ノースカロライナ州のカフェ経営者が、このほど開発した新製品だ。甘い物を食べながらカフェインの覚せい効果を得られるのが売り物だが、この組み合わせを「不健康」と批判する専門家もいる。
同州ダラムでカフェ「シップス・コーヒー・アンド・ティー」を営むロバート・ボハノン氏(53)は、毎日4−6杯のコーヒーを飲むカフェイン愛好者。6年ほど前のある日、ミルクにドーナツという朝食を取りながら「このメニューでは目が覚めない」と思ったのをきっかけに、カフェイン入り食品の開発に着手した。最初はカフェインをそのままドーナツに加えてみたが、これは「苦過ぎてひどい味だった」という。
ボハノン氏は同店のほかに医療検査用品会社を経営し、分子生物学の博士号を持つ科学者でもある。専門知識を駆使して試行錯誤を繰り返した結果、カフェインを細かい粉状にし、植物油でコーティングする方法にたどり着いた。こうすれば苦味は消えて、舌触りも滑らかになる。ドリップ式のコーヒー約一杯分に相当する100ミリグラムのカフェインなら、ドーナツなどの生地に簡単に混ぜ込むことができる。
こうして誕生したのが、ボハノン氏の「バズ(活気、興奮の意味)・ドーナツ」や「バズ・ベーグル」だ。同氏は特許取得を目指しながら、すでに大手ドーナツチェーンやコーヒーチェーンに売り込み、返事を待っているという。
一方、ノースカロライナ大の栄養学者、バリー・ポプキン氏は、ボハノン氏のアイデアに否定的な立場を示す。「ドーナツのような高カロリー食品とカフェインの組み合わせが、健康に良いとは思えない」と、手厳しい。ポプキン氏によれば、1日に300−400ミリグラムのカフェインを摂取すると、心臓疾患につながる恐れがある。「最近では若者がカフェインを取り過ぎて、救急室に運び込まれるケースが問題になっている。子どもや妊婦への悪影響も心配だ」と、同氏は指摘する。
これに対し、ボハノン氏は「何事もやり過ぎはいけないが、カフェインに注意力向上などの作用があるのは確かだ」と反論。「来店客の間でも、カフェイン入りドーナツの登場を待ち望む声は多い」と話している。
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