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病気とは気の病である(ガンは心の誤りが原因)
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投稿者 不動明王 日時 2007 年 2 月 02 日 22:48:44: Wge0l2yvbkAIg
 

 病気とは文字の如く「気の病」であり、自分の心の偏りからもたらされたものである。従って、病気とは自分の心や生活を正していくことによって自ら治すものだ。医者や薬で治すのは「病」であり、気乃至気持ちの病である「病気」は自分の心を正して、生活習慣全体を正しくして自分で治すものであろう。病が治っても、自らの気が自らによって正されなければ、何度も再発していくものである。多くの病気は、実に生活習慣における自らの心の偏りから来るものであり、生活習慣病というものであろう。勿論、他から移される感染症や毒物によるものまでも、全て心の原因にするつもりはないが、それでも心の在り方によっては、大した害が及ばないこともあり得るのである。これを個人差と称しているが、この個人差こそ、各自の心の在り方における相違ではないだろうか。

 よく細菌を殺す作用として白血球が指摘されるが、この白血球にしても心の働き如何によってその数が増減するのであり、各人の個人差とは正しく心の在り方における差と言っても過言ではない。極端なことを言えば、心の在り方によっては、たとえ、知らずの内に毒物を体内に混入させても排出されてしまうこともあり得るのであり、逆に、偏った心や気にする心であっては、たとえ何ともないものでも毒物に変化することもあり得るのである。同じように食生活していても、健康に関して栄養となったり、毒物となったりするような個人差が生じるのは、正に心の差異と言っても良いだろう。

 ところで、同じような病気や事故でも、保険に入っていたり、他人から保険の支払いを受けるような環境ではなかなか治らないようだ。それは、金銭的保証が得られることにより、安心してしまって自力で治そうとする心や気力が大きく失せて、心は他力になり頼り切ってしまうからであると思われる。何ら保険や保証もないところでは、必死になって頑張ろうとし、そうした自力心が早期の回復を手助けしていくものであると思われる。

 そしてよく自然治癒力とか言われるが、これも安らかな心にこそ湧き出てくるものであろう。睡眠中こそは自然治癒力が大きく働くと言われるのも、睡眠中は無意識で安らかな心を知らずの内に涵養しているからに他ならないからだろう。また、欲望とか見栄とか好き嫌いとかの感情を露骨に発する人間だからこそ病気になるというものである。野生の動物には病気もなければ、ノイローゼ(心魔)もなく、また虫歯もない。

 よく風邪を引くのは身体の冷えからといわれるが、風邪は心の冷えから来るのである。心の変化によった温度差が冷えを感じることになるのである。心に何の変化もなければ冷えは感じないのである。馬鹿は風邪を引かないと言うが、周囲のことに無頓着なことを馬鹿と言えば、正に馬鹿は心に何も変化がないからと言えよう。心の冷えからといえば、真夏でもびっくりした場合とかに、ぞくっとした冷えを感じることを思い出せれば、実に、周囲の気温とかに関係なく、つまりは身体の冷えではなくて心の変化によるものということが理解出来るだろう。

 然からば、病気にならない方法は、心に何も感情的な変化の無いような生活を送ることに尽きるというものだ。つまり、何事にも満足して感謝し、周囲のことに対して、くよくよと囚われず拘らず気にしないことだろう。他人の言葉の毒を飲むこともなく、嫌なことに対して、見ざる、言わざる、聴かざるで生活していくことが大切になってくると言うことだ。安穏なる心にこそ健康が宿ることになるだろう。勿論、遺伝子的に受け継いだ病気もあるだろうが、心とは先祖代々受け継がれるものでもある故に、自分だけのせいにも出来ないのは確かである。それでも心の修行と心得て正しくしていくところに、次第に病気も退散していくようになるだろう。

 因みにガンも食べ物の発ガン物質が関係しているというのが通説であるが、ガンこそは心の偏りや誤りから来ると言えよう。むしろ発ガン物質を体内で形成するものは心の働きでは無かろうか。即ち、大自然と調和しない心が原因であり、中庸・中道を欠いた心の在り方が原因のように思われる。勿論、最初から、ガンが発生するような危険な物質を体内に投与されるのは論外だ。

 最近では、米国でも、次第にガンの原因は、心に関係するという指摘が成された論文が登場しているようだ。例えば、女性特有のガンとして、乳ガンや子宮ガン、卵巣腫瘍などがあるが、これも発病する人を調査すると、多くの場合、女性に生まれたことを嫌って、男性のような身体、生き方を希望する余りに、天から授かった女性独自の乳房や至急、卵巣を忌み嫌う心に、自らの細胞が反発してガン細胞化して抵抗したものとも考えられるものだ。

 これは考えてみれば、ある意味では、ほくろ占いの原理と酷似しているものだろう。即ち、よく、ほくろ占いでも、ほくろの場所によって性格を指摘することが行われているが、逆に言えば、性格によって、つまり心によってほくろの場所や色や形等が解ると言うことこそ、正しく、ほくろと性格や心との相関関係を示唆しているとも言えよう。ガンとはある意味では悪性のほくろも言えるからだ。

 なお、最近は、ガンを治癒する方法として、温泉などにゆっくりと暖まって体の芯から温めることが大切で、これでガン細胞も消滅してガンも治ると指摘する方もいるが、体を温めるのではなく、温かい心を形成することが大切であろうと思われる。何事にも感謝し、慈愛に満ちた暖かい心の形成こそが、暖かい血液を作って、身体を温かくして、ガン細胞を抑制するものと思われるからだ。正しく、健やかで康らかな心の形成こそ、健康な暖かい心にして、ガンにも罹らない身体を形成していくことになるものだろう。

 ところで、単純に心とは言っても、心の在り方は実に千差万別である。食べ物を残すと言うことも、健康に注意しているというよりも、大自然の恵みに対して感謝していない粗末な心を形成していると言えるし、打算や利得、売名等に絡んだ心は、なかなか容易には外部からも自らも如何に偏った心かどうかと言うことが解らないものだ。即ち、狡い心は絶えず変化していく故に、容易には誤った心、偏った心ということから来る悪い結果が出てこないものだ。それで安心したり、人格者とか健康的だと錯覚していき易いものである。

 特に、生活習慣病とは簡単にいっても、生活における心の何処に偏りや誤りがあるのかは容易には解らないものである。例えば、共稼ぎの心には、家庭を粗末にする心や虚栄の心がちらついているし、人前でする善行には売名行為の心が見え隠れしているし、また、「利用」と「活用」においても両者の心は天地の差異があるとも言えよう。「野生」と「野蛮」の心の違いについても、野蛮な人間、野生の動物等で表現されやすいが、その両者の心は天地の相異があるのであるが、多くの人は大してその差異が解っていないものと思われる。

 また、最近は太陽風呂でお湯を温めて入浴する家庭が多いが、こうした行為を続けていれば、五年ほどで難病、奇病になっていくことであろうと思われる。太陽の光熱で暖めたお湯が微妙に身体に影響を与えることが未だ科学的にも解明されていないが、燃料の性質が水の成分や効用に大きく影響を及ぼすことになるのであろうと思われる。もっとも薪で湧かしたお湯が一番健康的と言えようか。酒風呂も牛乳風呂も健康的だが、要は経済性との絡みである故に、普通の人ならば、大金を叩いてまでも毎日のようには用いることは不可能であろう。要は、健康を取るか経済性を取るかの違いであるから、太陽風呂を選択し利用していくのも各人の自由な選択の問題であろう。

 実に太陽の利用か活用かで、その心に大きな違いがあると言うものである。即ち、太陽の「活用」は感謝の気持ちの現れであり心がけとしては大変良いが、太陽の「利用」は打算的利欲的で天罰が下ると言うことであろう。何が活用で、何が利用なのかは正に心の問題であるが、太陽風呂を利用するのは、実に太陽の活用ではなくて、太陽の利用になるものである。太陽の活用とは、農業における太陽の恵みを受けることが当て嵌まるであろう。例えば、感謝の念を現し合唱の対象であるべき仏壇を、部屋の家具として位置付ける行為は、仏壇を家具として活用するとも言えるものであるが、高いところの物を取るために、仏壇を踏み台にすることは、踏み台として利用すると言うことに他ならないものだ。かくも、心の在り方を巡って、活用と利用では、容易に判別が付き難いものであるのは確かだ。人材登用においても、人を利用するのか、活用するのかの相違を考えても理解できるというものだ。往々にして、活用の場合には感謝の気持ちが伴っていくのに対し、利用は単なる打算で利欲的行為であることも、相違を考える上で参考になるだろう。

http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/seishinsensei1.html
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