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成長ホルモン投与 牛の乳製品 スターバックス、米で使用停止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000008-san-bus_all
1月19日8時0分配信 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】世界最大手コーヒーチェーン、スターバックス(本社・シアトル)は17日、成長促進ホルモンを投与された牛の乳製品の使用を米国内の全店舗でやめる方針を明らかにした。
発がんリスクを高める副作用が指摘され、カナダなども使用禁止にしている。同社は今年初めにトランス脂肪酸食品の追放を実施。食の安全に対する消費者意識の高まりを企業イメージ向上に結びつける戦略を鮮明にしている。
スターバックスはミルクやクリームについて、遺伝子組み換え技術で製造された成長促進ホルモン「rBGH」を投与していない乳製品への切り替えを進めている。全乳製品に占める比率は今月時点で37%と、昨年末の27%から上昇した。
供給量に限りがあるため、現時点ではワシントン、オレゴン、アイダホなど8州に限定されている。時期は未定だが、今後、全米約5600店舗を「ホルモンフリー」にする方向だ。
「rBGH」は遺伝子組み換え作物で名高い米バイオ大手モンサントが開発し、1993年に米食品医薬品局(FDA)が承認した。「牛乳生産量を10%から15%上昇させる」(同社)として、米国内の牛農家に普及。好業績を続けるモンサント社の主力製品の一つでもある。
一部の科学者の研究結果によると、乳がんなどの発生との関連が指摘される別の成長ホルモン「IGF−1」を増加させる。牛が乳腺炎にかかりやすくなり、抗生物質の多用につながるという報告もあり、カナダや欧州連合(EU)は使用を禁止している。
米FDAは、「rBGH」の投与の有無で牛や乳製品の安全性に差はないという見解を変えていない。
しかし、同社のソンヤ・ゴウド広報担当は産経新聞の取材に対して、「(使用取りやめは)顧客の声の中でも強い要望のひとつだった」と指摘。「コスト面の影響は調査中だが、現時点で価格転嫁は考えていない」としている。
スターバックスは昨年12月、悪玉コレステロールを増加させるトランス脂肪酸を使った食品の使用停止に踏み切っている。
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