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□米下院、ES細胞法案を可決 大統領は拒否権発動へ [CNN]
http://cnn.co.jp/science/CNN200701120011.html
米下院、ES細胞法案を可決 大統領は拒否権発動へ
2007.01.12
Webpostedat: 15:48 JST
- AP
ワシントン(AP) 再生医療への活用が期待されるヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の研究をめぐり、米下院は11日、連邦政府による助成を認める法案を、賛成253、反対174で可決した。これに対し、ブッシュ米大統領は拒否権発動の構えを示している。
連邦議会では昨年も同じ法案が可決されたが、ブッシュ大統領が就任以来初の拒否権を発動。今回の採決では前回より賛成票が増えたものの、拒否権を覆すのに必要な3分の2には到達せず、法案成立は事実上不可能な状況だ。
ES細胞は、受精後間もない胚から取り出される細胞で、血液や脳、骨などあらゆる臓器や器官を形成することから「万能細胞」とも呼ばれる。脊髄(せきずい)損傷や糖尿病、アルツハイマー病などの治療に役立つとの期待が寄せられる一方、生命尊重の立場から研究に反対する声も強い。ブッシュ政権は01年から、ヒトの胚を破壊する研究への公的助成を禁止し、それまでに採取された細胞株から培養したES細胞を利用する研究のみを助成対象としてきた。
これに対し民主党議員らは、「ES細胞を取り出すのは、不妊治療の過程で不要となった凍結胚。生まれるはずの命を破壊することにはならない」として、研究促進を主張している。下院では、昨年11月の中間選挙で民主党が新たに30議席を獲得した。しかしこの中には、前任の共和党議員がすでにES細胞法案を支持していたケースも多く、賛成票は前回採決に比べ、15票増にとどまった。
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