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(回答先: 期限切れ牛乳使う、不二家が洋菓子販売を休止 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 11 日 16:55:12)
□Xマス商戦前の公表遅らせる 期限切れ問題発覚も [毎日新聞]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/food/story/photo02mainichiF20070112k0000m020104000c/
<不二家>Xマス商戦前の公表遅らせる 期限切れ問題発覚も (毎日新聞)
期限切れの牛乳でシュークリームを製造していた大手菓子メーカー・不二家は、洋菓子販売の全面休止を余儀なくされた。問題を昨年11月に把握しながら、公表を遅らせ、ケーキの大商戦であるクリスマスシーズンまでやり過ごした責任は重い。少子高齢化や健康ブームで菓子業界全般が苦戦する中、主力の洋菓子事業で赤字にあえぐ同社の再建の道のりは険しさを増した。【宇田川恵】
同日会見した藤井林太郎社長は「安心と安全を保障するため」として、全国の不二家チェーン約900店舗で洋菓子販売を休止すると発表したが、安全のための品質管理体制はあまりにお粗末だった。
最初に発覚した11月8日に、期限切れの牛乳を使っていたのは同工場で数十年勤めたベテランの60代の男性パート職員で、「においなどで判断し、問題ないと思った」と話しているという。工場には原料使用の基準を定めた管理マニュアルはあったが、作業に当たる職員1人がチェックするだけで済む仕組みだった。
複数でチェックする体制に切り替えたのは問題発覚後。そもそも、「牛乳が余ることは想定していなかった」(同社)といい、牛乳の廃棄方法の規定さえ存在しなかった。
今回の問題が、経営に深刻な影響を及ぼす可能性もある。菓子業界は、消費の伸び悩みで厳しい環境に直面している。不二家の洋菓子事業も03年3月期から4年連続で営業赤字。同事業の立て直しを急ぐ同社は、誕生日用ケーキの販売強化などで、今年度黒字化を目指していた。同社の洋菓子の売り上げは年間約270億円で、休日なら1日に約1億円。今回の洋菓子販売休止は、「最短でも1週間」(藤井社長)に及ぶ。この間の減収に加え、安全性への不信から消費者の不二家離れが広がれば、経営への打撃は深刻さを増す。
藤井社長は「失われた社会的信用を復活させたい」と述べたが、消費者の健康と命を預かる食品メーカーとして、その信頼を裏切ったツケは重い。
[2007年1月12日0時26分]
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