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□英国人の肥満者、欧州で最悪=過去25年間で3倍増 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2857743/detail
英国人の肥満者、欧州で最悪=過去25年間で3倍増
英国の肥満児に胃の縮小手術が必要=政府機関が報告
【ライブドア・ニュース 12月14日】− AP通信によると英政府のNICE(国立臨床評価機構)は13日、深刻な肥満児には最後の手段として、胃の縮小手術も選択肢の一つとすべきとする報告書をまとめた。
NICEによると、英国の肥満者数は過去25年間で3倍に増えるなど、欧州で最悪の状況だという。このままでは、2010年には成人の英国民の3分の1、また、子供の5分の1が肥満症になると見られており、肥満は喫煙や過度の飲酒、貧困を上回る健康への脅威となっていると分析している。
ただ、同報告書では、思春期を過ぎて、過剰体重に悩み、糖尿病や高血圧の危険因子を持つ子供には胃の縮小手術の選択も与えられるべきとしているが、子供に対する手術は、心理検査を受けたあとか、他の減量手段がすべて失敗した場合に行われるべきとしている。
胃の縮小手術は、胃をホッチキスで留め、バンドで固定するなどして小さくするもので、この結果、食べる量が少なくなり、また、消化も緩やかになるという。現在、英国でも成人の深刻な肥満者には、この手術が施される場合がある。肥満児に対する胃の縮小手術は、米国では選択することができるが、この手術が推奨されるのは、欧州では英国が初めて。手術は、英NHS(国営保健サービス)制度の下で行われることになり、経費は1回1万英ポンド(約230万円)という。
リバプール大学付属病院のジョン・ウィルディング教授は、胃の縮小手術は肥満防止薬の服用などと並んで、「非常に議論を呼ぶ」治療法と認めた上で、英国の児童の肥満が危機的状況にあるだけに、こうした極端な選択もやむを得ないとしている。【了】
ライブドア・ニュース /em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年12月14日17時37分
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