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□薬を売るために“病気”がつくられる!? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2855610/detail
薬を売るために“病気”がつくられる!?
オーストラリアでは抗うつ剤の処方量が90年から00年にかけて3倍に跳ね上がった。その背景にあったのはマスコミによる“うつ病”キャンペーンと、「うつ」という診断に導く、精神科の巧みな問診票。だが、抗うつ剤には「肝機能障害」「性的障害」「禁断症状で薬がやめられなくなる」などの副作用があり、かえって自殺率が高まる可能性も指摘されている――。
このように薬の消費が拡大される仕掛けと副作用の実態を明かした、オーストラリア発の話題本が翻訳刊行された。ヴィレッジブックス刊「怖くて飲めない!」(レイ・モイニハンほか著 古川奈々子訳 1700円)がそれだ。
本書によると、アメリカでは90年代後半に薬の広告規制が緩和され、製薬会社がマスコミを動員した多層構造のキャンペーンを展開。いまや高齢者の90%が高血圧症で、女性の半数が性的満足を得にくい“性機能障害”、4000万人以上が薬でコレステロールを下げるべき、と“病気”や患者数が続々と水増しされている。
こうした“マーケティング”努力により、米国内の薬の消費は6年間でほぼ2倍に増加したとか。
ここ10年で製薬会社は世界規模で高い収益をあげるようになり、すでに処方薬の世界市場のほぼ50%はアメリカ資本が占める。製薬会社の巧妙な手口を暴いて話題騒然、世界11カ国で翻訳刊行が相次ぐ、衝撃のノンフィクションだ。
【2006年12月11日掲載】
2006年12月14日10時00分
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