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「そば粉１００％」に誤り アレルギーで男児ぜんそく
福岡県宗像市の農業体験施設「正助ふるさと村」で、「そば粉１００％」と表示していたレストランのそばに小麦粉が１０％混じっていたことが２１日、明らかになった。誤った表示のそばを、小麦アレルギーの男児（１）が食べてぜんそくを発症。その後、回復したという。
ふるさと村によると、そば粉は熊本県南阿蘇村（旧久木野村）が出資する第３セクター「くぎのむら」から仕入れた。
くぎのむらは、当初村で生産した１００％のそば粉を納入していたが、２００４年にそばが不作でニュージーランド産のそば粉をブレンドし、つなぎに小麦粉を１０％入れた。
くぎのむらは村産のそば粉が確保できた後も、管理ミスで小麦粉を混ぜ続けていた。正助ふるさと村には小麦粉混入の事実が伝わっておらず、レストランでは誤った表示が続いていた。
くぎのむらの担当者は「ミスをしてしまい大変申し訳ない。お子さんの両親に謝罪に行き、そば粉も正しいものに納入し直した」と話している。
正助ふるさと村は財団法人が運営。宗像市から運営を受託している。
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