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(回答先: 報道されている内容とは大幅に食い違う内部情報。大淀病院の院長は産科医を「後ろから撃つ」 投稿者 どっちだ 日時 2006 年 10 月 19 日 20:04:36)
10月18日(水)放送
“防ぎえた死”をなくせ
〜救急医療 最前線〜
救急病院に運ばれて死亡した患者のうち5人に1人は、「防ぎ得た死」だったことが、千葉県で行われた調査で明らかになった。その大部分は搬送された直後の診断の遅れや処置の過ちなど「初期診療」のミスが原因だった。背景には日本の救急医療体制の立ち遅れがある。救急のノウハウを持たない内科や耳鼻科などの医師が当直する体制をとっているため、損傷の見逃しや処置の優先順位を間違うケースが少なくない。こうした中、救急患者が搬送される度に各科の医師が集まって治療にあたる「外傷チーム」を設置したり、救急専門医を24時間専従で対応する「北米型」のシステムを導入するなどの取り組みが始まっている。しかし、深刻な医師不足の中、一部の医師のやる気に依存しているのが現状でこうした取り組みを行っている病院はごくわずかだ。「防ぎ得た死」をどう減らすか、救急医療の最前線を追う。
(NO.2311)
スタジオゲスト : 堀 進悟さん
(慶應義塾大学病院救急部長)
どっちださんの投稿をみる限り、特に大淀病院の産科医には落ち度はないような。
マスコミの医療事故報道の歪曲を感じざるを得ません。
上の番組では、急患の早期死亡の2割が防ぎえた死と言っていますが、救急当直を何十年もやってれば、早期死亡に遭遇するのは5人ではききません。なら、マスコミや警察や司法からみれば、救急当直する医者はみな悪玉・犯罪者・被告という事になる。
これじゃ、耳鼻科や眼科や皮膚科などの先生は当直拒否しても文句はいえない。
外科や整形外科の先生方だって、十分な体制でなければ当直したくはない。
外傷チーム?北米型?結構だよ。どんどん作ってよ!
でも、チーム作って、日常診療に穴あけない?第一、今の多くの病院で雇えるの?それも、「一部の医師のやる気に依存」する?
だいたい、救急室で医師が必要と思った検査や処置に対して、保険者はちゃんと診療報酬払ってる?どこでも逆ザヤで、救急部は赤字だろう。
その「一部の医師のやる気」が、心無いマスコミの報道が続けばいつまでもつやら・・。
ついでに、今日は介護問題
10月19日(木)放送
介護の人材が逃げていく
〜誰が老後を支えるか〜
超高齢社会に突入した日本。それを支える介護の現場が深刻な人手不足に見舞われている。厚労省の試算では、今後5年間で50万人の増員が必要な介護職員。しかし景気回復の中、介護職の求職者数は2003年をピークに3割以上も減少。新たに仕事に就いた人も、安い賃金に将来の展望が描けず、5人に1人が1年以内に辞めていく。番組では、担い手として期待される若い介護職員が次々と職場を去る施設の現状、そしてその間隙を縫うように進出を始めた在日フィリピン人ヘルパーの養成現場などを取材。低賃金の背景にある介護保険制度の構造的な問題も探りながら、私たちの老後を支える介護の現場をどう立て直していけばいいのか考える。
(NO.2312)
スタジオゲスト : 神野 直彦さん
(東京大学大学院教授)
つまり、介護者の確保のためには、介護報酬を増やし、介護職の賃金をあげれば、求職する人が増え、仕事時間にも余裕ができ、手厚い介護ができる。そして更に介護求職増えるの、好循環これだけの話じゃん。
医療も同じ。
前回も書いたが、国は本当に国民の生命や健康を保障する気があるのか?
税金のムダ使いの話を聴くたび悲しくなる。アメリカの保険業界の為に、故意にわが国の医療・介護を劣悪にしているとしか思えない。
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