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(回答先: その日が来たか・・・ 投稿者 どっちだ 日時 2006 年 10 月 18 日 13:57:12)
20病院で診療依頼を拒否。いくらなんでもと思いましたが、そうとうショックです。
でも、どっちださんの言われていた通り、十分ありえることです。似たような事は相当起こっているし、今後も増えるのでしょう。
要は、医学や医療の進歩に行政や財政が追いつかないのが悲劇の元ではないかと。
度重なる医療報酬抑制でどこの救急指定病院も火の車、毎晩、あらゆる急患を診療できる様、全科のベテラン医者を常駐、あるいは自宅待機。常に一晩で入院しそうな人数のベッドをあけておく。放射線技師も、血液検査も、薬剤部も即時に動員できれば・・・。それに、当直明けは公休。
理想はそうであっても、現実は人減らししかなく、実際、不採算診療科はむしろ減らされてばかり。
更に、マスコミも医療ミスを真相もわからずにたたき、医療訴訟で被告が結果責任だけで敗訴にさせられ、患者サイドも医療不信で、最近は最初からあら捜しを始め、意にそぐわないと訴訟をちらつかせたり、実際簡単に訴えたり。
先の福島の産科の「事件」では、医師を逮捕した警官が表彰された言うじゃないですか!
こんなんじゃ、深夜で自信がない他科の急患なんか、明日の業務もしんどいし、訴えられることを考えたら、わが身と病院のことを考え、他にまわしたくもなる。実際、診ない罪は問われない。
今夜、クローズアップ現代をみてた。チーム医療も結構だが、現在の医師数を確保・維持するのが手いっぱいの経営状態で、たとえ、それが良い事がわかっていても、財源はどうするのか?国立大学病院でさえ火の車だと聞く。
国は国民の生命を保障する気が本当にあるのだろうか?
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