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http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/food/06101701.htm
0610.17
ガーディアン紙によると、英国と米国の犯罪者の研究が、栄養の欠陥が人の攻撃的行動において中心的役割を演じていることを示唆した。
米国の研究は、脳に対するオメガ3脂肪酸サプリメントの影響を調査したもので、魚油のピルが攻撃的行動を奇跡的に改善した。英国の監獄での研究では、若者が多様なビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を与えられると、彼らが獄中で犯す暴力的攻撃の数が37%減った。現在、オランダ政府も、栄養サプリメントが囚人に同様な影響を与えるかどうか大規模な試験を行っている。今週、魚油が行動を改善、英国で最も厳しい行動問題を持つ子供の攻撃的行動を減らしたという新たな主張も出た。
英国のある監獄の前主任監督官は、貧しい食事だけで複雑な社会問題が説明できるとは誰も示唆していないが、今や、「食事と反社会的行動の間には直接的関連がある、悪い食事は悪い行動の原因になり、良い食事はそれを防ぐと絶対的に確信した」と言う。
米国の研究を行った研究者は、彼の試験結果は奇跡ではなく、脳の生化学と脳細胞膜の生物理学を理解しているならば予想できることだ、工業化された近代の食事は脳の構造そのものと働きを変えている可能性があると言う。
彼は、我々が広範な欠損症にかかっている信じる。彼によると、ビタミンCの欠乏が壊血病を引き起こすのとまったく同様に、脳が必要とする必須脂肪酸とこれら脂肪酸を新陳代謝させるのに必要な栄養素の欠乏は、抑鬱から攻撃にまで至る心的問題の原因になる。必ずしもすべての専門家は同意しないが、もし彼が正しければ、結果は深刻だ、「先進国社会における暴力のパンデミックは、我々が何を食べるか、あるいは食べないかに関連しているかもしれない。ジャンクフードは、我々を病気にするだけではなく、狂わせ、悪行も働かせるかもしれない」と言う。
Omega-3, junk food and the link between violence and what we eat,Guardian,10.17http://www.guardian.co.uk/science/story/0,,1924153,00.html
'John was very aggressive. The change in him was marked',Guardian,10.17http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1923949,00.html
Delayed: the food study that could cut prison violence by 'up to 40%',Guardian,10.17http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1924017,00.html
これが本当だとすれば、結果は深刻どころか、恐ろしい。”食育”は、わが国でも増えている不可解で、無残な犯罪行為を減らすことにも貢献するかもしれない。あるいは、無闇に攻撃的な政治家やその支持者を減らし、わが国の安全保障にも貢献するかもしれない。
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