★阿修羅♪ > 不安と不健康12 > 284.html
 ★阿修羅♪
◎ 『塩』をたくさん摂って、健康を取り戻す(ただし、まともな塩を)
http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/284.html
投稿者 生成発展プログラム 日時 2006 年 10 月 14 日 11:13:20: iwGg3ccPrH5TQ
 


塩は、古代より人間が生きていくうえで必要不可欠なものであったため、「塩を手にする者は国を制する」といわれるほど、昔からどこの国でも塩が権力の象徴だった。
あの有名な「忠臣蔵」の討ち入り事件でさえ、実は赤穂の優れた製塩技術をめぐっての産業スパイ事件といわれている。

日本の製塩にとっておおきな出来事は、明治38年に塩専売法が施行されてしまったことで、これは、日露戦争の戦費確保のためというのが定説のようだ。
まわりを海に囲まれている日本は、古代より塩を作る技術を身につけており、時代とともに製塩法は直煮製塩、藻塩焼製塩、揚浜式塩田、入浜式塩田、流下式塩田と変化したが、変わらなかったのは「塩田」による塩作りだった。
ところが、昭和24年に日本専売公社が設立され、翌年にはイオン交換膜式製塩法の研究がスタートした。
これは、海水層の中にプラスイオンとマイナスイオンの交換膜を入れ、両端から直流電気を流してナトリウムイオンと塩素イオンを分離して集め、塩水を濃縮して塩を作る方法だ。
こうしてできたのがイオン交換塩、またの名を「科学塩」という。
昭和46年には、政府は塩田を廃止してイオン交換膜式(科学塩)への前面切り換えに踏みきった。

以来、私たち日本人は、<混じりっけなしのサラサラしたきれいな塩>を摂らされ、「塩とはこういうもの」とすり込まれ、信じて疑わなかった。
まさか、国で売っているものが、害になるなどとは思わないからだ。
政府は塩田の廃止について、低コスト化や海水の汚染などを理由に挙げたが、実は、イオン交換装置や消耗品であるイオン交換膜のメーカーの利権がからんでいた。
当時、国産の塩は年間約90万トンで、そのうちイオン交換塩はまだ10万トンにも満たない状況で、これでもし塩田が廃止になれば一挙に10倍近くの生産量を独占できると考えた。
こうして、製塩は国策となっていった。

しかし、この製法で出来た塩は、海水に含まれる約60種類のミネラルを排除したもので、あまりにも塩化ナトリウムの純度が高く、栄養価地のほとんどないものだ。
当然問題視する声もあがったが、政府の答えは「塩に含まれるミネラル成分は、必ずしも塩で摂る必要は無い。他の食品から摂取すれば良い」というもので、国民の健康よりも、経済を優先したというわけだ。
これが専売法の廃止となった平成9年まで続いたのだから、そろそろ身体に影響が出てきても、何ら不思議ではない。
アメリカの畜産界では、牛や馬に高純度の塩をたべさせると、難産、流産、奇形、発育不良を起こすというデータが発表されている。


日本は火山国であるため、もともと土壌に含まれるミネラルの量が少ない。
そのような土地で作られる水や食物には当然ながらミネラルが少なく、日本人はおもに天然塩や魚、海藻類からミネラルを摂取してきた。
ところが現代の日本人は、精製された塩や化学調味料を使い、肉食が増えて海藻類はほとんど摂らない。  ミネラルが不足しがちだ。


私たちの体は、体重の約60%を水が占める。 
とはいえ、その水はH2Oではなく、医学的には体液と呼ばれるもの。
体液は海水とよく似た成分で構成されていて、人間の体は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムといった体液成分を常に一定のバランスを保つように機能している。
これは、生物が海で発生して進化を遂げたことに由来すると考えられている。
「水」と「塩」が健康の基本というのは、この二つが体液を構成する成分として欠かせないものだからだ。

塩ひとつで何が違うか、貝に砂を吐かせてみれば一目瞭然だ。
天然塩を使った塩水では、貝は勢いよく砂を吐くけれど、精製塩を使った塩水では少ししか吐かずに口を閉じてしまう。 
これは、生き物が精製塩の水を拒否している証拠。
人間も長い年月にわたってこのような精製塩を摂り続けていると、活力がなくなるのもしかたのないことであり、しかし、精製塩を天然塩に変えることで、それまで体調のよくなかった人が少しずつ元気になることは、珍しいことではない。


日本人はいま、慢性的な塩不足に陥っていて、塩の摂り過ぎよりも、塩が足りなくて体を悪くしている人が非常に多い。
一日の必要量を摂っていないだけでなく、塩と反対の作用をするカリウムを多く含んだ食物(果物、生野菜、砂糖などの甘い物、コーヒー、お茶、アルコール他)を摂り過ぎることで塩不足となり、(塩が体を温める働きがあるのに対し、こうしたものは体を冷やして血液の循環を悪くするため、冷え性、便秘、肩こり、低血圧などを引き起こす)間違った食生活をしている。
塩の量だけでなく「質」の劣化も問題で、本来、海水に含まれている様々なミネラルを含んだ海のエキスであった塩を、ピュアなもの(精製塩)にしてしまったことで、私たちの生理機能が乱される結果を生んだ。
私たちが、塩は体に良くないものと信じて減塩につとめ、塩の品質の大切さを忘れてしまったことが、私たちの体を壊していたのだ。

いい塩なら、量を減らすことなく普通に食して、それが、老化防止、生殖機能、血液サラサラ、婦人病、熱中症、夜尿症、ストレスとアジソン病、二日酔い等々だけでなく、減塩(精製塩)をやめて腎臓病が回復した例も多く、副腎機能低下防止にも効果が高い。
妊婦の羊水も海水と同様の成分であり、塩(天然塩)は食べる薬であり、高血圧の原因になるというのは迷信である。
塩についての誤解が日本人の健康を害している。


〜私は、キパワーソルトを 美味しく食しています。(他の天然塩も食しています)
お刺身でも、味噌汁でも、ご飯やおかずに サッとひとふり、疲れたときには直接口に入れて・・。
食の細い子どもに これをなめさせたら、ゆで卵(イオウ分)のようで とても美味しいと大喜び、食欲も増すようです。


いのちと塩―新・生命の創世紀
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907807031/qid%3D1115447729/249-0662584-1933939

塩では高血圧にならない
http://books.livedoor.com/item_detail&isbn=4796626301&recycle_index=2.html

伯方の塩誕生−自然塩存続運動の流れ
http://www.hakatanoshio.co.jp/hakatanoshio/index.html

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > 不安と不健康12掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。