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写真は、現在、異臭が出ている神戸市中央区脇浜町の化学工場跡地。工事が中断されなければ、土壌改良の掘り起こし作業は、来年1月ごろまで続くのだという。(撮影:渡辺直子、28日)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2508313/detail
神戸・化学工場跡地解体で異臭!市民らが体調不良訴える
【PJニュース 09月29日】− 神戸市中央区脇浜町の化学工場の跡地解体で、周辺の市民らが「異臭がする」「異臭で頭痛がする」「涙が止まらなくなるときがある」「鼻の奥の方が痛くて、鼻水が出る」「発疹がでて、皮膚がかゆい」「下痢をする」「体がだるくて仕方がない」など、苦情が出ている。
悪臭が出ている化学工場の跡地は、旧鈴木商店が、樟脳部門を独立させ、大正8年に、「再生樟脳株式会社」として会社を創立した場所。同社は、クスノキから得られる樟脳油を原料として含まれる樟脳成分を蒸留精製し、専売品である樟脳の生産に従事。昭和38年、樟脳専売廃止後、昭和39年に、同社は、社名を「日本テルペン化学株式会社」と改称。同社の生産品目は、局方医薬品(樟脳、L・メントール、テレビン油など)、食品、香料品香料原料(アリルイソチオネート、L・ぺリラアルデヒドなど)、油性塗料溶剤(ジペンテン)、その他テルペン樹脂、医薬本中間体、工業用薬品などとしている。
市民らの説明によると、「同社は、平成16年、六甲アイランドに神戸事業所開設(神戸市東灘区向洋町東2−7)に伴い、平成17年、同化学工場が閉鎖された。同化学工場が閉鎖・移転後、今年4月、大手商社がマンション用地として購入し、今年春から、本格的な解体工事が進められている」という。
さらに「解体工事が開始された直後から、異臭があったのだが、土壌改良の掘り起こし作業が始まった7月ごろから、さらに異臭が強まった上、頭痛、下痢など体調不良を訴える人が出てきた。そのため、9月に入って、施主に工事の中断を求める一方、神戸市議・段野太一議員(日本共産党)らに、窮状を訴えるとともに協力を要請。さらに、近隣住民の被害状況を集積するために、市民らが協力して、被害状況調査を開始した」と話している。【了】
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パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【兵庫県】
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2006年09月29日16時02分
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