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焼酎と言われると、最初に思い出すのはブームにもなった芋焼酎。それに最近人気が出てきている黒糖焼酎、まずその辺りが思い浮かぶ。
しかし、最近の焼酎市場を見ていると、「にんじん」だの「わかめ」だの、変わり種焼酎が勢揃い。
これは何も無茶をやっているわけではない。本格焼酎の定義の上では、いずれも認められた材料なのだ。
この他にも「梅の種」や「脱脂粉乳」、「ふきのとう」までが焼酎の材料として認められるというから焼酎界は懐が広い。
そんな焼酎の世界にもっと変わり種のものがある。と聞いて早速飲んでみた。
その焼酎をグラスに注いでみると、色は無色透明。見た目は普通の焼酎だ。
香りはきつくなく、ふんわりと鼻に残る程度。喉ごしもまろやかで、お酒が苦手な女性でも飲めそうな味だ。
何よりもこの焼酎のポイントは「健康系焼酎」であるという点。
そんな焼酎の原材料、何かというとそれは「温泉」である。
本物の温泉水(重曹泉)とお米から作られた焼酎であり、成分は身体に優しいと良く聞く弱アルカリ。飲泉のノリ……と言ってしまうと大げさだが、飲んで健康になる。というのがテーマの焼酎なのだ。
ちなみに温泉水は、工場内に沸いているものを使用。本物の温泉水が使われている事も驚きだが、工場内にポンと沸いている温泉にも驚かされる。
製造元は熊本県の大和一酒蔵元さん。この温泉焼酎の開発は、およそ20年ほど前にさかのぼるという。
当時「アルカリ温泉水で焼酎などできないだろう」と言われていたが、テストにテストを重ねた結果、開発に成功したのだとか。
しかし苦労は開発だけに止まらない。温泉水をこういった形で販売する前例が無かったため、行政手続きに非常な苦労があったとか。
そんな苦労の末、今では様々な種類の温泉焼酎が販売されるまでに至った。
お酒が苦手な人でも飲めるようにと、アルコール度数7パーセントのものも用意されている。
そのまま飲んでもOKだがお湯割りにすると、より温泉の香りが沸き立つらしい。そう聞いて早速試してみたところ、なるほど。かすかに温泉の香りがするような……。
それに飲むだけではなく、お米を炊く際に少し振りかけるとツヤのあるご飯が炊けるなど、料理に使用しても大丈夫なのだとか(ただしアルコール度数の低い「夢セブン」は除く)。
なお、購入する年齢層は、やっぱりと言うべきか総じて高め。さらに女性よりも男性に人気だそう。
男性の間に健康ブームが起きているのかもしれないが、これなら配偶者に文句を言われにくいから……かもしれない。
飲酒というと何となく暗い夜のイメージだが、この焼酎はそんな雰囲気を払拭する。
これからは「美味しいお酒」だけじゃなく「健康に気遣うお酒」がブームになるのか。
ただしどんなに健康系でもお酒はお酒。酔いすぎないようにご注意を。
(のなかなおみ)
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温泉味ってなんぞや?
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