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【ワシントン31日共同】ワクチンで特定のホルモンの働きを弱め、体重の増加を抑える実験にラットで成功したと、米スクリプス研究所(カリフォルニア州)と大阪市立大のチームが米科学アカデミー紀要(電子版)に7月31日発表した。
人間で同様の効果が得られるかは未知数だが、チームは「ワクチンも肥満解決への一つの道になるかも」と話している。
このホルモンは、日本で発見され、食欲促進や脂肪蓄積などの働きがある「グレリン」。
ワクチンでグレリンに対する抗体が増えたラットは、食べる量に変化はなかったのに、1日当たりの体重増加はワクチンなしのラットの3分の1以下で、脂肪の蓄積も少なかった。ワクチンによって体のエネルギー消費量が増えたらしい。
http://www.excite.co.jp/News/world/20060801102834/Kyodo_20060801a321010s20060801102834.html
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