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(回答先: 放射線:香辛料の照射「検討を」 原子力委部会が報告書[毎日新聞] 投稿者 feel 日時 2006 年 7 月 14 日 11:26:56)
放射線:香辛料に照射検討 「食の安全」求め消費者は反発
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060714k0000m040149000c.html
原子力委員会の専門部会が、香辛料への放射線照射を検討すべきだとした背景には、日本でタブー視される食品照射を議論の場に載せたいという関係者の思惑がある。安全な食品を求める消費者の反発は強く、厚労省が検討に踏み出すかどうかは微妙な情勢だ。
食品照射については80年、WHO(世界保健機関)などが「いかなる種類の食品も10キログレイ(放射線の吸収量の単位)以下の照射では毒性学的な危険は認められない」と総括。これを受け各国が香辛料、野菜、肉類などで照射を認めた。中でも香辛料は最多の45カ国(05年)が許可した。
しかし、他の殺菌方法も併用され、照射食品は全体から見るとわずかだ。国内の照射ジャガイモは約8000トンで、全消費量の約0.3%にすぎない。
報告書案が照射実施の検討を求めた背景には、スパイス業界の意向も見え隠れする。13日の記者会見で「必然性があるのか」と問われた多田幹郎部会長(中国学園大学教授)は、「加熱殺菌では香りが落ち、海外の商品と比べて見劣りすることになる。照射殺菌は業者の利益にもなるが、製品を買う消費者の利益でもある」と訴えたが、消費者団体が懸念するのが安全性だ。
ドイツの研究機関は02年、脂質への照射で発生するシクロブタノン類について、動物実験で発がん促進作用を確認した。報告書案は米政府の見解でこの結論を否定しているが、日本消費者連盟の富山洋子・代表委員は「国の評価は権威を援用するだけで、信用できない」と訴えている。【中村牧生】
毎日新聞 2006年7月14日 1時20分
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