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□TDLスポンサー撤退 追い込まれた日産 厳しい販売状況 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2456826/detail?rd
TDLスポンサー撤退 追い込まれた日産 厳しい販売状況
ゴーンマジックのメッキが、ぼろぼろとはがれ落ちてきている。
国内外で販売が低迷している日産自動車が、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)のオフィシャルスポンサーから撤退した。TDLとTDSのスポンサー枠は1業種1社限定の狭き門で、現在名を連ねているのはわずか24社。運営するオリエンタルランド広報部によると、「オープンから20年あまりで、スポンサーを降りたのは10社程度」しかないそうで、かなりレアケースのようだ。やっぱり販売不振の影響なのか?
「今年に入って決定しましたが、予算削減ではありません。クルマの特徴に合わせ、ターゲットを絞った広告展開をしているためです」(日産自動車広報部)ということだが、なりふり構っていられない厳しい状況が透けて見える。
「再び徹底したコストカットへベクトルが向いているということです。スポンサー料は年1億円以上とみられますが、そこを削るメリットは小さい。あえてやるのは、そこまで追い込まれているからです」(業界関係者)
このところ、国内外ともに苦戦が続いている。7月までの国内生産、国内販売、輸出、海外生産実績の全項目で4カ月連続の前年実績割れ。日本自動車販売協会連合会がまとめた8月の新車販売台数では、前年同月比13.6%減の4万5836台に落ち込んだ。
頼みの北米も厳しい。米調査会社オートデータによると、8月の新車販売台数は、前年同月比2.7%減の8万9848台。トヨタ自動車が同17.0%増の36万353台だったのとは、あまりに対照的だ。
「今の日産の売りはデザインだけ。エンジンは古い、変速機では出遅れ、エレクトロニクスもイマイチでは売れるわけがない。コストカットで開発投資をケチったツケです。ただでさえ利幅の小さい小型車ばかりなのに、販売台数が減ればガタがくるのは当然。GMの支援なんかしていては、他社を買い漁って売れるクルマを作れなくなったGMの二の舞いになりかねない」(自動車ジャーナリスト)
“V字回復”の代償は、想定外に大きかったか。
【2006年9月14日掲載】
2006年09月17日10時00分