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金融庁、紀陽HDへ公的資金注入決定。2006/09/15, 日本経済新聞 夕刊, 3ページ, , 336文字
(株)紀陽ホールディングス (東証1部:8415) 197円 +10 (+5.35%)
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=8415.t&d=c&k=c4&z=m&t=1d
竹中さん お役目お疲れ様でした。
日本の金融システムが、破綻寸前で建て直した功績は、大変大きいものと評価しております。
しかし、まだ地方の金融不安がくすぶる中、辞職した理由が「抗議」の意味をこめているのではないかと勝手ながら小生は見ていますが、心中まで察することかなわず想像するまでです。
金融庁は十五日、紀陽銀行(和歌山市)と和歌山銀行(同)を傘下に持つ紀陽ホールディングス(HD)に対し、金融機能強化法に基づき約三百億円の公的資金を注入する方針を決めた。強化法の初適用で、同日夕に発表する。注入は傘下の二行が合併する十月十日以降となる。紀陽HDへの注入をきっかけに、地域金融機関による同法の活用が広がりそうだ。
紀陽HDは十一日に公的資金の注入を申請。これを踏まえ、金融庁は会計士など専門家を交えた第三者機関「金融機能強化審査会」を開き、注入の可否を検討してきた。傘下の二行は合併後、和歌山県で唯一の地銀となる。紀陽HDは公的資金による資本増強で地元企業への融資拡大を図る考えを示しているため、金融庁は強化法が狙う「地域経済の活性化」につながると判断した。
○安部政権で押し進めようとしている「地域経済の活性化」と「道州制の導入」が矛盾している点に注目。
極端に言うと金融機能強化法を使ってでも・・・和歌山に銀行はいらないということです。
改革は、事実上の後退と見て良いかもしれません。