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IMFが警告、米住宅市況減速が世界経済のリスクに
【ワシントン=矢田俊彦】国際通貨基金(IMF)は6日、世界経済見通し(WEO)報告の論文部分を発表した。
この中で、「米国の住宅市況の減速が米国と世界経済の見通しにとって大きなリスク」になっていると警告した。
報告は、持ち家などの資産価格が上がると住宅ローンを借り増して消費に充てる米国特有の消費動向について、「個人消費を拡大させ、高い経済成長を支えてきた」と分析した。この反面、米住宅市況が急激に冷え込むようだと、「消費への悪影響も深刻になる」と強い警戒感を示した。
さらに、こうした構造を持つ米国経済は、日欧に比べて金利動向が家計の消費に与える影響が大きいと指摘。米連邦準備制度理事会など各国の中央銀行に対して「金融引き締めに動く際、金利の上昇が家計支出に与える影響について見極める必要がある」と強調した。
(2006年9月7日0時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060906i317.htm