★阿修羅♪ > 国家破産47 > 605.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□旧UFJの「4人組」に復権の兆し [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2400541/detail
旧UFJの「4人組」に復権の兆し
旧UFJ銀行の「4人組」といえば、“陰の頭取”ともささやかれた実力者だった。4人とは、松本靖彦常務執行役員秘書室長、堀直樹企画部長、木村彰吾広報部次長、佐野極秘書役(すべて当時の肩書)。沖原隆宗頭取(現・三菱東京UFJ銀行副頭取)誕生の立役者ともいわれた。だが、2年前の金融庁の検査忌避問題で失脚。松本常務は退任、他の3人は閑職へ追いやられた。それが、ここへきて“復権の兆し”である。
筆頭は、松本氏。9月1日付で、高島屋の経営企画室副室長に就任する。経営企画室長は常務取締役なので、実質的に現場のトップである。今年3月1日に中途入社し、副室長含みで経営企画室に勤務していたのだ。
「沖原さんは、松本さんを泣く泣く更迭し、その後の処遇を気にしていた。高島屋は旧三和時代からメーンバンクとして役員を送り込んでいた取引先。経営企画室は社長直結の部署です。沖原さんが熱心に頼み込んだのでしょう」(金融ジャーナリスト)
一方、銀行に残っている「4人組」にも明るさが見えてきたという。木村氏は埼玉の支社に出ていたが、最近、本部へ戻った。
「木村氏は旧三菱出身の実力役員と近く、その後ろ盾で復活するのでは、とウワサされていた。行内の多くが、UFJ消滅のA級戦犯として4人組の失脚を歓迎していたので、復活は戦々恐々でしょう」(前出の金融ジャーナリスト)
堀氏は現在、法人部門の都内の支社長だ。
残る1人、佐野氏は、昨年川崎支店長を最後に銀行を去り、佐賀のJ2「サガン鳥栖」の運営会社の副社長として活躍している。
4人組の復権……。旧三菱東京と旧UFJの力関係に何らかの変化があったのだろうか。
【2006年8月31日掲載】
2006年09月03日10時00分