★阿修羅♪ > 国家破産47 > 587.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000027-mai-int
<米貧困層>05年は3695万人 初めて歯止め
【ワシントン木村旬】米商務省の国勢調査局が29日発表した05年米所得調査によると、一定の所得水準に達しない貧困層は3695万人で、全人口に占める比率(貧困率)は12.6%だった。いずれも04年(3704万人、12.7%)とほぼ同じ。ブッシュ政権が発足した01年以降、貧困層は4年連続で増加したが、初めて歯止めがかかった形だ。
同局による貧困層の定義は、4人家族で年収1万9971ドル(約233万円)以下の世帯。全米の世帯の年収の中央値は4万6326ドル(約540万円)。
一方、所得の格差を示す指数「ジニ係数」は、0.469と3年連続で上昇し、現行の調査方法が始まった1967年以来の最高値を更新した。
11月の米中間選挙はブッシュ政権の経済政策も争点となっており、米行政管理予算局のポートマン局長は貧困率について「ハリケーン『カトリーナ』の被害にもかかわらず、景気の恩恵が米国民に届いたことを示すものだ」と成果を強調した。
これに対し、民主党は「貧困率はクリントン政権最後の00年(11.3%)に比べると依然高い」と指摘し、ブッシュ政権の貧困対策が不十分と批判している。
(毎日新聞) - 8月30日11時23分更新