★阿修羅♪ > 国家破産47 > 584.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□昨年の米国の貧困率、ブッシュ政権後初めて前年水準下回る [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2384330/detail
昨年の米国の貧困率、ブッシュ政権後初めて前年水準下回る
【ライブドア・ニュース 08月30日】− AP通信によると、米商務省の国勢調査局は29日、昨年の米国内の家計調査結果を発表した。家計の中間所得は4万6300ドル(約533万円)と前年から若干増加した。一方、最も所得が少ない貧困層は3700万人に達し、貧困率は全体の12.6%となり、前年の12.7%を下回った。ブッシュ政権発足後、初めて貧困率が前年を下回る水準にとどまったが、統計局では前年割れの結果は統計上、大きな意味を持たないと指摘していた。貧困率はクリントン政権時代の2000年に11.3%へ低下して以降、上昇傾向にあった。ただ、医療保険の未加入者は4660万人と前年の4530万人から増加した。
クリントン政権時代の1996年には、福祉改革を断行、福祉受給者への給付に一定の歯止めを掛け、福祉受給者の依存体質からの脱却を目指した。この改革による貧困率の急増は見られなかったが、減少することもなく、福祉制度から外れた人々が引き続き貧困層にとどまっていることが示唆された。1996年当時は、福祉受給者が約440万人に対して、貧困率は13.7%。10年経た現在は、福祉受給者が190万人と半減している。
米国経済はブッシュ大統領が再選されてから拡大傾向を続け、雇用も順調に伸びているものの、雇用の増加はまだら模様がみられており、所得格差は2カ月後に控えた11月の中間選挙での大きな焦点となるとみられる。 【了】
ライブドア・ニュース 金子登記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
この記事に関するお問い合わせ
2006年08月30日11時47分