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(回答先: 外資は血を流さない・・・ 投稿者 piyopiyo 日時 2006 年 8 月 29 日 23:45:24)
エンロンのように非不胎化政策で巨大成長化した資本形成を成し遂げた後で、暴落し、その利益を市場に返して、その後、分割して、何個か別のオフィスを立ち上げている。
これもハリウッド政策なのか疑問だが、こうして、利益を得るものと損を受けるものが対等であれば、資本主義は成り立つだろう。
しかし同様に、資本主義とは金融が主体の経済であり、インフレ金利高が勝ち星になり、独占資本形成を作りやすい。そこで利益還元則を作ったのか疑問だが、ゲーム上の暗黙のルールが成された結果の還元措置は絶対に必要だ。
アメリカの場合、銀行さえも戦闘用機のように、撃墜されれば、すぐに新しいのを補充する。スプラッタはオーナーに返され、廃品又は、リメイクしてまた戦場へ送り込まれる。
piypiyoさんがおっしゃる通り、外資は血を拭うような真似にはならないでしょう。モルガンやゴールドマンサックスなどの名門やFRBが引き受け先を用意してくれるからであり、彼らにとって負債とは債権であり、資本だからでもある。返済不能債権がどれだけ集積しようが、彼らは債権を守るために、また新たな銀行を作るだろうし、実際、経済成長とは調度利息分の成長ペースでマネーサプライを増やすだろうし、時に優良銘柄をたたき売りして、資本家の需要を掘り起こす。
非不胎化政策は、乗数理論的に売上げが伸びている状態であり、非常に喜ばしい傾向なのだ。しかしながら、殆どの場合、市場参加者(顧客)が商品販売主と同じ金融であり、利益を得る側も支払う側も同じという状況に陥っている。
バランスシートを整えるということはつまりは、そういうことであり、文字通り0成長だ。利益を上げるということは、誰かが支払うことになり、フリードマンの貨幣需要関数など金利や財投で需給ギャップを整えようということこそ社会主義的なマスゲームに思える。
そうした大枠の操作の中で利益に伴う負担は、予測が極めて困難で、それこそが市場参加者を激減させているように思える。予期せぬ負債を引いてしまった場合、どうなるんだろう。疑いようがなく、アメリカの戦車の一つにされるようになるだろう。
またこれこそが世界で戦争を引き起こしてでも、自国のために活動する戦車を増やすよう活動してるのだ。核の脅威など力の制圧で、従属させてきた。アメリカのイデオロギーは配当など利益で釣って、出口は死までの金融従属の世界である。負債がある限り、オーナーの奴隷となる。また、オーナーに従うことこそ生きる術となる。
反ケインズのロシアも暴落した。預金を貸し出しに使い、ローンがマネーサプライを押し上げる要因であれば、簡単に暴落してしまうだろう。外資だからという問題ではないし、市場参加者が極めて少ないのが問題であり、リスクを取っていこうと勝負を挑んでくるのはアジアには極めて少ない。外資の持ち上げがなければ、経済成長は不可能だ。
利益で年金を支払おうというという理論こそが国の負担を増大させた。誰かが支払わなければ利益は生まれない。通貨差利益であれど、利益を自国通貨で受け取るのであれば、市中流通量から利益を得ている。そしてその場合、増資による配当に違いない。マジックではないのだ。
天文学的な純負債があるほど市場原理に順ずるようになる。石油開発一派が常に問題を振りまいているように。中東にもだいぶ表面では対立しているが、陰でバーター作戦をとるシンパが生まれてきた。
芽を早めに刈り取っておかなければ、抜け出すのは非常に困難になるだろう。その場合の刈り取りとは売り浴びせではない。あちこちの畑に手を出すのは経営者としては史上最悪の経営者だと思う。殆どの畑を腐らせ、その開墾作業にまた費用がかかるというのも。こんな経営者に経済を任せていいものだろうか?
不胎化政策は銀行の利益が上がらなくなり、また不良債権問題が露出するだけだろう。
叩けるだけ叩いて、また底値を演出させるための、地震や津波などの災害が降りかかるだろう。殆ど命がけだ。血を流すとしたら、底値を演出させるための、地上のハリウッド政策、ストリート・シアターによる本物の犠牲者が受けることになるだろう。
危険性を仰いだところでロシアに何が出来るか?せいぜい国の負債が増えるだけだ。年寄りを観察してると、どれだけ酷いことをされても、国に従順に生きるだろうと思った。私もそうだが、生きることへの関心が失せると、恐怖政治が意味を持たなくなる。
取り戻す価値があるものを与えてくれるだろうか。更なる地獄が待ち構えているような気がする。先進国が軍隊を手放そうと思わない限り、世界は戦争の脅威に怯えて暮らすことになるだろう。私達はお互いに何に期待してるんだろう。