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ロシア人、長期景気拡大でも依然デフォルトを懸念−レバダ調査 (ブルームバーグ)
2006年8月19日(土)16時11分
8月18日(ブルームバーグ):8年にわたる経済成長でも、まだロシア国民は不安をぬぐえないようだ。
ロシアでは、1億4300万人の国民の約半数が向こう1年のうちに金融危機が到来すると予想していることが、モスクワに拠点を置くレバダ・センターが17日発表した調査結果で明らかとなった。
1998年8月17日には、原油相場が1バレル=14ドル以下に低迷するなか、ロシア政府が国内債務400億ドル相当のデフォルト(債務不履行)に陥り、数百万人のロシア国民は蓄えを失った。それ以降、原油相場は5倍以上に上昇し、 99年以降同国の成長率は平均6.7%を達成している。
ワシントンに拠点を置くワールド・セキュリティー・インスティテュートのディレクター、ニコライ・ズロビン氏は「ロシア国民は元来悲観的で、人生に良いことを期待していない」と指摘、「ロシア政府当局者の管理能力や政府統計の質について誰も信頼していない」と語る。
1600人を対象に行ったレバダ・センターの調査では、47%が今後12カ月以内に再びデフォルトの可能性があるとの見方を示した。調査期間は7月14− 17日。38%の人はその可能性は低いと答えた。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。近々のデフォルトを予想する割合は、同センターが調査を開始した 2002年以来、ほぼ半数付近で安定している。
原題:Russians Fearful of Default Even as Economy, Reserves Surge(抜粋) {NXTW NSN J46R4M1A1I4H http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=19bloomberg22ajA2IjFHf6pg