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Ba 普通の企業(仕事4.0、生活1.7、対価4.8)
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□野村證券 “詰める”カルチャーの功罪 [MyNewsJapan]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2319464/detail
野村證券 “詰める”カルチャーの功罪
「1年目で2〜30人が辞めました。辞める人は、大半が入社1年目。“詰められて” 辞めるケースが一番多いと思います」。昨年まで在籍し、「野村の社風は好きだった」という元社員(20代後半)が、そう解説する。「人を育てる風土はある んですが、精神論が大好きで、課されたノルマに対して、出来ませんでした、はあり得ない世界ですから…」
【Digest】
◇詰められて辞める人が多い
◇入社式でいきなり社歌を合唱
◇研修中に先輩に飲まされ、怪我も
◇「1日100件まわって名刺30枚貰って来い」
◇無理でした、はあり得ない世界
◇「支店には5年」が通例
◇2006年から中途採用が本格化
◇より我の強い人に従うカルチャー
◇「男性は全域型社員」が暗黙の了解
◇数字が人格
◇「絶対負けない、絶対負けない……」と書かれた巻物
◇「サービス早出」が常態化
◇5:30起床!支店営業の一日
◇営業はボーナスで、本社系は残業で
◇7年目、年収1,000万円まで一律昇格
◇若手は差がつかない評価システム
◇「50歳になったら出来ない仕事なんだから…」
仕事の内容 [やりがい/キャリア]
◇詰められて辞める人が多い
野村證券は、その軍隊的な厳しさで業界に名を轟かせている会社だ。
「営業に配属された同期 の女性で、1年目の夏に、会社に来ると過呼吸になるという症状で病院に運ばれた人がいました。営業中に失踪して1週間、消息がつかめず、そのまま辞めた人 もいる」(同)。「アナリストが2003年、ビルの吹き抜けにダイブして自殺しています。休日出勤した社員に発見されたそうです」(若手社員)。
もちろんこれらは極端な例で、逆にいえば、それほどギリギリまで追い詰められ、徹底的に鍛えられ、極限まで成長できる、ということでもある。その教育手法は、野村用語で、「詰める」という言葉に集約される。具体的には、どういうことが行われるのか。
◇入社式でいきなり社歌を合唱
ある年は総合職の同期が約160人。女性は10〜20人、体育会系が多い。院卒は全体の2〜3割とそれなりにいる。ほぼ同数の一般職がいるが、自宅から通 勤可の地域別採用で、ほとんど4大卒だ。一般職は2005年10月から「地域型社員」と名前を変え、総合職は「全域型社員」と改名した。
まず入社式では、皆で社歌を合唱する。なぜいきなり歌えるのかというと、式の前日まで2日間の合宿があり、そこで覚えるからだ。そこでは、「声が小さぁい!」などと、入社前から、いきなり厳しい訓練が行われる。
精神論を重視するのが一貫した特徴。「入社式の日にもテストがあり、点をとれないと、『○○、立て!』ですから。準備してないのだから、とれなくて当り前なのですが…」(元社員)
入社後は、最初に高輪の研修センターで、伝統の全体研修。本社の「人材開発部」が研修を取り仕切る。彼らの仕事は、要するに、詰めること。人材開発部は体育会系出身者が多く、出世コースでもある。
研修の中身自体は、挨拶から顧客への手紙の書き方、創業者「野村徳七」のビデオ鑑賞、アナリストによる講義、財務諸表の見方を学ぶといった、一見、一般的 なもの。だが、「実態はマインドコントロールです。5分遅刻しただけで、延々と反省文を書かせます」(若手社員)。やはり精神面が重視され、生活指導が厳しい。
研修中は8:40〜17:10の定時で終わるのが原則だが、毎日、最後に「閉会」という反省会のようなものがあり、講義の最中に眠ってしまったり、遅刻したりした人たち、そしてテストの点が著しく低い人たちが、「今日、○○残れ!」と名指しで宣告される。
そして、光の当たらない独房のような部屋で、日付が変わる深夜12時過ぎまで、延々と詰められ、反省文を書かされる。「オマエは分かってない!」と2時間 詰められ、そのあと反省文を書き、その内容でまた詰められ、という繰り返し。「そうなると、翌日も睡眠不足で講義中に寝てしまうので、“デフレスパイラル”に入っていくんです」(元社員)。
続きはMyNewsJapanで
2006年08月14日11時34分 MyNewsJapan / 提供元一覧