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米の経済成長、続く見通し…IMF審査報告 (読売新聞)
2006年7月29日(土)11時09分
【ニューヨーク=北山文裕】国際通貨基金(IMF)は28日発表した年次対米審査報告書で、2006年の米実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを3・5%とし、今年4月時点(3・4%)の予想を上方修正した。
個人消費を支えてきた住宅市場は資産価格の高騰の反動と金融引き締めによって減速するが、「強固なファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が企業の設備投資を支える」とし、企業部門が景気をけん引するとの見方を示した。
また、原油価格や一次産品価格の高騰でインフレ圧力が高まる懸念はあるものの、IMFは「生産性の上昇が物価、賃金の上昇圧力を緩和する」とし、06年の消費者物価指数(CPI)上昇率は3・2%と前年(3・4%)を下回るとの見通しを示した。
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=29yomiuri20060729i103