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不正融資疑惑 中国 黄副首相家族を調査か 上海閥排除狙いも
【北京=野口東秀】香港の人権団体、中国人権民主化運動情報センターが23日、伝えたところによると、黄菊副首相(政治局常務委員、党序列6位)の家族が巨額な不正融資に関与した疑いが浮上、党中央規律検査委が調査に乗り出したもようだ。黄副首相は上海市党委書記を務めたこともあることから、胡錦濤党総書記は反腐敗闘争の強化と同時に、来年の党大会を前に、江沢民前総書記に近い「上海閥」の排除を目指しているとの観測も出ている。
同センターによると、調査は昨年1月に着手され、黄副首相夫人の余慧文・上海慈善基金会副会長や同副首相の弟などが対象となっている。同基金会の名誉副会長を務める企業家が約30億元(約420億円)の融資を受け、上海周辺の高速道路の経営権を購入したが、余夫人がこの不正融資に関与した疑いがあるといい、規律検査委が証拠を入手しているという。
消息筋によると、各地方政府では、規律検査委による省および市トップレベルでの調査が相次いでいる。北京では、劉志華副市長が「生活の腐敗と堕落」を理由に解任され、北京五輪施設近くの土地競売をめぐる不透明な取引にからんでいたとの見方が浮上している。劉氏もまた、「上海閥」の賈慶林・政治局常務委員(全国政治協商会議主席)に近いとされている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/24int002.htm